反論とかじゃないんだけど、たまに批判に対してだったらお前が作ってみろという反論をしているのを見ると、ちょっと残念な気分になる。
批判も称賛も批評の一形態に過ぎず、私は称賛しか受け付けませんというのはあまりにムシが良すぎる。
批判に対して「お前が~」という言を投げつけるのは、自分からすると同時に称賛に対しても投げつけることをも意味する。
批評を否定するのであれば、表現をすること自体の意味性が失われることとイコールなので、表現者としては自殺だろう、と。
同業者だけを相手にするのであれば、本来の意味での「同人誌」を刊行したほうがいい。
具体名を挙げると差し支えるので伏せるが、最近漫画が実写映画化された人が文庫本のあとがきでそのようなことを書いててぐんにょりした。
さっきの飲食店の例で考えてみそ。 会計時に、他の客に聞こえるような形で「不味かったお」って言ったら、たとえ正しくてもそれは店の評価を下げる、つまり売り上げを下げることに...