2014-07-26

バーとソーシャルメディア

10年くらい前からときどき通っていたバーがあった.

自分はその場所がすごく好きで,1人で行ったり,友だちと行ったりしていた.

いつもバーの中の人常連さんは上品で,優しくてとても居心地が良かった.

日常を抜け出して,夜ちょっと深呼吸をしに行っているような感じ.

ただ,生活環境の変化があって,そのバーには簡単に行けなくなったのが2年前.

最近,ふと眺めていたソーシャルメディアに,そのバーの写真がアップされていた.

懐かしさなどを筆頭にいろんな感情が一気に押し寄せてきた.

アップ主は,自分が全く知らないお客さんだった模様.

インターネットが普及しても,そのバー自身は紹介サイトに掲載拒否をしていた.

でも,ああそうかと.お客さんは勝手にアップするという当然のことに,今更気がついて愕然とした.

きっとバーの人も優しいから,そこまでは拒否しなかったのだろう.

時も流れるし,バーの客も入れ替わるし,たくさんの写真インターネットに溢れている.

なんだか消化しきれない新しい感情発見したので,思わず書きこんでみた.

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