大企業に就職できる人には他にも選択肢がある、明治時代の農家の次男三男とは違う、と主張したいのだろうが、改めて現在の世の中を見ろ。
これだけ社畜に溢れかえった世の中を見ても、選択肢があると言えるだろうか。
安定を求めて公務員や大企業に新卒や既卒が押し寄せるのは今も昔も変わらんが、必死さが違う。
ボーナスは削られ、昇給はなくなり、疲労の濃く残った暗い顔して終電帰りする中小企業の社畜と同じような境遇にまで落ちないように、
待遇や福利厚生のまともな安定職種にしがみつき、必死に腹芸し、そうやって生き残っていこうとする人間も一定数存在する。
またそれが彼らの戦い方でもある。
人の戦場を笑ってはならない。