こういったものをそもそも「兵法」というのであって、
武蔵は実に真っ当な兵法家であります。
また、兵法家というものは、太平の世になってもやっぱり武芸の指南とかをやっているのであって、
カリスマコンサルだったのは柳生宗矩だけです。
さらに言えば「軍師」というのはまた別物で、大名の側にいて卜占や祈祷をするのが軍師です。
ちなみに、武蔵は破格の待遇で熊本藩に迎えられており、武芸者連中のなかでは超勝ち組です。
武蔵を招いた細川忠利は、兵法の教養化を成し遂げた柳生宗矩に師事しております。
つまり、「教養化した兵法」の側からこそ、哲学・芸術的才能を持ち合わせた武蔵が高く評価されたわけです。
Permalink | 記事への反応(1) | 14:31
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私はにわかなので色々間違っていると思いますが、 こういったものをそもそも「兵法」というのであって、 そうだと思うんですけど、例えば現代の剣道ありますよね? 昔剣道やって...