そうでもない。遺伝子集団の変化は全体の構成の変化によって行われる。
生き残るために不利な遺伝子はどんどん消えていく。
たとえば集団生活に適していない遺伝子は減少している。
過去に何度もあった伝染病の流行は伝染病に弱い遺伝子を淘汰する効果があった。
生殖年齢に達するまでに発生する不慮の死が全体の遺伝子構成を変えやすい。
何らかの生殖に不都合な要素も遺伝子構成を変更できる。
比較的自由に性交できた時代に適応した「若い女性しか好きじゃない」という遺伝子は、逆に生涯未婚となるリスクを増やしているかもしれない。
能力の高い高学歴の女性の遺伝子は淘汰されてしまうかも。
次代に子供を残す遺伝子だけが遺伝子的には正しい。
ただし、遺伝子の生き残りやすさは単体だけではなく、集団としてのもの。
高年齢者が生き残っているほうが集団として有利なら、集団の平均年齢は高くなる。
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常に自分の死とか部族の絶滅の危機がある原始時代ならそれでもいいんだろうけど、 その頃の寿命なんてせいぜい25歳とかなのに対して、現代では80歳まで行っていて、実質死ぬ率は超下...
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