2013-07-20

職場バリアフリーでないため、車椅子の人の階段上り下りを職員が手伝っている。

しかし先日はじめて車椅子以外の方から補助をお願いされた。

いつものように呼ばれて階段前に行ってみて驚いた。

そこにあったのは車椅子ではなくベビーカーだった。

両親と子供四人。うち二人は別々のベビーカーに乗っている。

母親は「お願いしますね」と幼児の一人を抱え上げる。

父親はダウン症と思しき幼児を抱え上げ、軽いほうのベビーカーを畳んで持った。

職員の一人がベビーカーの一台を運んだが…、正直複雑な心境だった。

親のどちらかが階段を往復すれば済む話だ。

あるいは大きな上の子幼児を抱かせ、親がベビーカーを運ぶか。

職員一同生暖かい視線で見送り、数十分後。

何も思うところが無かったのか、「上がった時はお願いしたのでまたお願いします」とベビーカーの運搬を母親が再依頼。

今度はダウン症児を乗せたまま職員四人でベビーカー階段の下まで下ろした。

…。

職員が車椅子の人の上げ下ろしを手伝っているのは、それが自力では無理だからだ。

まだそれほど大きくない子供を四人も連れて家族旅行は確かに大変だろう。

だが自分でできる事なら時間をかけてでも自分でやれ。人を頼るな。職員を頼るな。

どうも子連れの親ってのは勘違いした態度が目立つ。

子連れからって甘やかしてもらえると思わずに、てめえで出来る事はてめえでやれと。

言いたい。が言えない。

そして、奴らは際限なくそこにつけこんでくる。

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