AKBは音楽ではなくて、握手券を売っている。それは間違いない真実。
AKBは「音楽を売る」というビジネスを捨てて成り立っている。
「AKBのやり方は汚い。今すぐCDに握手券をつけるのをやめろ」と主張しても、
AKB側は何も問題がない。音楽は無料で配り、握手券を売ればいい。
今と何も変わらない。むしろCDの制作費がなくなるから利益率は上がるだろう。
一方で、音楽業界はどうか。AKB関連だけで約3割のシェアを占める音楽業界。
3割の売上が吹き飛ぶ。まず、CDショップがさらに潰れるだろう。
CDを作っても納入先がなくなり、レコード会社がさらに潰れるだろう。
音楽業界への影響は3割減どころの話ではない。
音楽業界のビジネスモデルに属していないのに音楽業界に君臨するAKB。
音楽を売るというモデルが崩壊しているのだからそのあり方は正しいのかもしれない。