事の起こりは「大学を退学になったプチ著名な女性が、卒業の箔を付けるために大学に再入学するお金が欲しい」と本心で考えた。
彼女はその考えを同居する男性に「大学に復学したい」というきれいごとで告げた。
それを知った男性は「同棲する女性が『大学を退学になったプチ著名な女性が、卒業の箔を付けるために大学に再入学するお金が欲しい』と思ったので、これはネタになるかもしれない」と本心で考えた。
彼はその考えを友人に「『大学に復学したい』苦学生がいるから力になりたい」というきれいごとで告げた。
それを知った友人は「同棲する女性が『大学を退学になったプチ著名な女性が、卒業の箔を付けるために大学に再入学するお金が欲しい』と思ったので、これはネタになるかもしれない』と思ったので、活動実績になるWebサービスを立ち上げよう」と本心で考えた。
彼はその考えを仲間に「『『大学に復学したい』苦学生がいるから力になりたい』から早速行動しよう!」というきれいごとで告げた。
そうして徹夜して「『同棲する女性が『大学を退学になったプチ著名な女性が、卒業の箔を付けるために大学に再入学するお金が欲しい』と思ったので、これはネタになるかもしれない』と思ったので、活動実績になるWebサービスを立ち上げよう』」という本心に完全に合致したWebサービスが完成した。
彼らはそれを「『『『大学に復学したい』苦学生がいるから力になりたい』から早速行動しよう!』」と世間に対してきれいごとで訴えた。
無論そのWebサービスはどう見ても「『同棲する女性が『大学を退学になったプチ著名な女性が、卒業の箔を付けるために大学に再入学するお金が欲しい』と思ったので、これはネタになるかもしれない』と思ったので、活動実績になるWebサービスを立ち上げよう』」というものにしか見えなかったので、世間は大いに彼らを叩いた。
が、彼らは既に「『『『大学に復学したい』苦学生がいるから力になりたい』から早速行動しよう!』」ときれいごとで欺瞞していたので、世間の言うことに耳を貸さなかった。
そして多分、今に至っても彼らは欺瞞を続けている、そうしないと自分たちが無意識に抑圧した本心と直面しなければならないからだ。