2012-02-02

ある上司の死

上司といっても、核上の人。平の自分にとっては年に数回、関わるくらいの上司

それでも、私よりちょっと上の上司たちにとっては欠かせない上司

ところが、彼らに対してパワハラ同然の狼藉を働いていた人であったのは本当の話で、噂レベルではあるけど、それが原因で自殺した人もいるとかいないとかというくらいひどい上司でした。みんな、彼がこの春に別の部署にお引越しされるのを心待ちにしていたのですが、数日前、ありがちな病気のために一人ぼっちで死んでしまいました。もちろん普通に家族もいます

葬式に参列するくらい深く関わっていた直属の上司は微笑んでました。人を呪わば穴二つ掘れという言葉があるので、そこまで言うのはどうかという思いとそうされても仕方ないかという思いがせめぎあっていたのですが、ああいう人でも、たぶんその瞬間の数分前か数時間前まで「家に帰ったらあの番組を見よう、明日新聞小説の続きはどうなっているのだろう?」とたわいもないこというか、普通にくると信じきっていた「明日」のことを考えていたのかもしれないと考えながらこの日記を書いていると、情けない話ですがで泣けてきました。

この日記が、総務に託した3000円の香典袋と同じくらいの供養になればいいかな。

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