2012-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20120130175203

 よほどラジカルな人でない場合、2になるんじゃないかなあ。

 「敵」を用意してフルボッコにするのって、一見楽しいのだけども、解決策としては不出来なんだよね。

 彼らが最初共産主義者を攻撃したとき~じゃないけど、次に「敵」指名されるのが自分ではない保証はないしね。

 「こいつらは無為徒食の輩で、税金無駄かいしている! 敵だ!」とあおるのは簡単。

 ただ、声が大きく目立つ個人(市長)のそれに比べ、「敵」と名指しされているのは立場手取りも違う「公務員」という集団。

 当然内部で意見の統一のしようもないし、「代表者」の声は相対的にかき消される。

 でもって、「いや、それは言いすぎでしょ」という声も「無駄かいするやつらをかばってる!こいつも敵だ!」とされちゃう。

 冷静な検証と議論をする下地を「作らせない」ことで敵に対して優位に立つというのは、為政者としてはまずかろう。

 名指しされる側に瑕疵がまったくないかといえばそういうわけではないが、今のやり方は成功しても失敗しても禍根を残す。

スタートアップにはなったと思うけど、後が続かないよ、この手法は。

記事への反応 -
  • 例えとしてここでは公務員問題に限って話をしたい。 反橋下の人のスタンスに最も近いのは次のうちどれなんだろう。 1.市職員の給与引き下げや勤務実態調査は一切するべきでは...

    •  よほどラジカルな人でない場合、2になるんじゃないかなあ。  「敵」を用意してフルボッコにするのって、一見楽しいのだけども、解決策としては不出来なんだよね。  彼らが最初...

      • 彼らが最初共産主義者を攻撃したとき~じゃないけど、次に「敵」指名されるのが自分ではない保証はないしね。 それって橋下市政がこれからずーっと続く事が前提の話だよな。 そう...

    • 2.市職員の給与引き下げや勤務実態調査はするべきだが、敵視的な態度や言動が良くない。 理想を言えばそうなんだけど、現実はこれ。 市職員の給与引き下げや勤務実態調査をす...

    • 例えとしてここでは公務員問題に限って話をしたい。 それは以下の理由によって無理。 マルティン・ニーメラーではないが、市職員の給与引き下げや勤務実態調査は橋下市長の府民...

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