努力は過信を生まない。これは、自分の大学受験時のことだが、最初の教科が思ったより問題が難しくもう駄目かと思った。しかし、この一年頑張ったという思いが、「最後までできるだけやろう」と思わせた。努力こそが本当の自信につながっていくのだろうと思う。
・努力は必ずしも報われない。
努力すれば成功するとは限らないが、成功する者はみんな努力をしている。努力が報われるかどうかがわからない中で、努力し続けるということは非常に難しいことである。
・努力は他人には見えない
自分が努力しているということは自分を相当見てくれている人以外はたいてい気づかない。ふつうの人間はその人の今までの肩書きを見るのが普通である。努力することはけっこう孤独な作業である。そして、努力したかどうかというのは自分自身にしかわからない。
・努力にもやり方がある
努力の方向性を間違えると「木に縁りて魚を求む」といった状況になりかねない。極端に言うと生物の成績を上げるのに歴史の勉強をしても意味がない。
・努力と結果
努力は結果を得られるためのプロセスに過ぎないが、努力すること自体は非常に価値のあることである。