大企業に勤めて5年目。
社内サイトをふらふら見ていたら、退職金計算シートなるものを見つけた。
興味本位で計算してみると、大学院修士卒で62歳まで働いて、だいたい2000万くらいもらえるらしい。
これまで退職金について考えたり調べたりしたことがなかったのだが、思ったよりも高い金額だった。
そして、「こんなにもらえるのか」というよりも、「こんなに払ってるのか」という気持ちのほうが強かった。
毎年、それ相応の人数が入社し、それ相応の人数が定年退職してる。中にはぶっちゃけ使えねー人もたくさんいる。
そんな人にもこの金額の退職金が払われてるのか、その退職金は自分たちが稼ぎ出した利益から払われてるのかと考えると虚しくなる。
この仕組みって、終身雇用とかと同じで、会社が成長するという前提のもとで成り立ってるんだよなあ。
成長が維持できなくなった分は、若い人に負担を背負わせる。
そのうちそれすら支えられなくなって、いつか破綻するよ。
これって、目の前にぶら下げられたニンジンだよな。
40年も走らされた上、40年後にちゃんと食べられるかどうかもわからない。
某航空会社の社員やOBが抗議するのも、こんな風にニンジンをぶら下げられた挙句、もらえるはず(と勝手に思っていた)のものがもらえずに、「ふざけるな!」という気持ちだったんだろうな。
こんな会社、さっさと辞めて、給料は減るかもしれないけど自分のやりたい事できる会社に移ろ。
ちなみに、今辞めると退職金は10万らしい。2000万と比べるととんだ端金だが、そもそも期待していなかったのでもらえるだけよしとする。
401kになってない会社の人か。 もしかしたら将来そうなるかもね。 そしたら「毎月積み立ててる」というのがよくわかるよ。 増える確率もあれば溶かす確率もあるけどw ところで5年...