2011-01-31

のび太結婚前夜

しずか「パパ!! あたしお嫁に行くのやめる!!」

父「しずか・・・・・・」

しずか「あたしが行っちゃったら、パパ寂しくなるでしょ?」

父「ははっ、それりゃもちろんだ」

しずか「これまでずっと甘えたり、わがまま言ったり、それなのにあたしは、あたしからはパパやママに何にもしてあげられなかったわ」

父「とんでもない」

 「キミは僕らに素晴らしい贈り物を残して行ってくれるんだ」

しずか「贈り物?」

   「あたしが?」

父「そう。数え切れないほどのね」

 「最初の贈り物はキミが生まれて来てくれたことだ」

「午前三時頃だったよ・・・!」

 「君の産声が天使のラッパみたいに聞こえた・・・!」

 「あんなに楽しい音楽は聞いたことがない!」

 「病院を出たとき、かすかに東の空は白んではいたが、頭の上はまだ一面の星空だった!」

 「この広い宇宙の片隅にぼくの命を受け継いだ命が、今生まれたんだ、そう思うとむやみに感動しちゃって―、涙が止まらなかったよ!」 

それから毎日

 「楽しかったなァ!」

 「満ち足りた日の想い出こそ、キミからの最高の―贈り物だったんだよ!!」

 「少しくらい寂しくたって、想い出が暖めてくれるさ」

 「そんなことは気に掛けなくていいんだよ」

しずか父にとっては楽しい日々だったと思う。

毎日が楽しくて仕方なかったのは父親だけだったりして。などと考えたりする。

子育ての主役は母親だもん。

しずか母は、しずかがまだ赤ん坊の頃に、心のなかで

「こいつさえいなければ!」

と叫んだりしたんじゃないかなって思うわけ。

しずかママはそういう負の思い出は墓の中までもっていくだろうけど。

20代独身しかも男でこんなみかたしか出来ない俺はヒトとして終わってるのかもしれんね。

  • 何が増田をそうさせるのかが知りたいw

    • うちのパパンは非モテの俺に結婚の、つうか子供の成長を見る楽しさを語るんだ。 うちのママンは子育てから開放されて今がいかに楽しいかを語る。 ママンはしずかママほど人格者じゃ...

  • 子供の頃は何とも思っていなかったけど、改めて見返すと  「君の産声が天使のラッパみたいに聞こえた・・・!」  「あんなに楽しい音楽は聞いたことがない!」  「病院を出...

  • しずかママはそういう負の思い出は墓の中までもっていくだろうけど。 20代独身、しかも男でこんなみかたしか出来ない俺はヒトとして終わってるのかもしれんね。 負の思い出は旦...

  • 結婚したくなくなるエントリーを集めてみた。 http://anond.hatelabo.jp/20100831230511 http://anond.hatelabo.jp/20090916195829 http://anond.hatelabo.jp/20110201194537 http://anond.hatelabo.jp/20110131223255 http://anond.hatelabo.jp/2...

  • http://anond.hatelabo.jp/20110131223255の増田?

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