2009-01-17

[][]消滅

人は未来もずっとここにいることはできず、この惑星の表面から消えることは避けられないが、その惑星も死ぬ運命にある。人の労働や悲しみや喜びや希望など、はかない現象の記憶を保持する意識も生き残りえず、やがて人類のわずかな証拠も地球の表面から消されるだろう――まるでそれは最初から存在しなかったかのように。

クロード・レヴィ・ストロース神話論理

http://anond.hatelabo.jp/20090116090907

100億年すれば、宇宙は消滅する。だから、生きていることに意味はない。

人生に、目的だとか、意味だとか、そんなものはないと思う。

何をしたところで、100億年してしまえば、宇宙自体が消滅してしまう。

その時には、自分がいたことを、覚えている人もいない(いなくなってしまう)し、自分が残したすべての足跡は、すべて、跡形もなく消えてしまう。

なのに、勉強するだとか、人を助けるとか、必死に生きるとか、そういう、世の中で「意味がある」とみなされていることに、何の意味があるのだろうか?

「100億年すれば、宇宙は消滅してしまう」

この命題に打ち勝てるような哲学存在しないと思う。

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