2008-03-15

独り言風に通行人の悪口を言う人

マクドナルドノートパソコンを広げてネットをみてたら、二つ隣に座ってた50ぐらいの小説を読んでたおばさんが独り言をブツブツつぶやき始めました。おばさんといっても老婆といっていい雰囲気でした。私と老婆の間には誰も座ってません。その独り言は段々と声が大きくなってきて、気が付いたら筋向いで背中を向けて座ってる、20代カップルの女性を攻撃していました。

攻撃といっても席に座ったまま意味のない悪口を喋ってるだけで、当然の如く、そのカップルは無視してました。ちなみにどんな悪口かというと「女はそんなにべらべら喋るもんじゃない」「そんなやつは頭が空っぽなんだ」「男を騙そうと思ってんじゃないよ」「そんな男より私の息子のほうが優秀だよ」「時給二千円でよくやるよ」とかなんとか。(二千円はどこから来たのか不明。カップルの会話から漏れたわけでもない。)

独り言とはいえ内容も内容だったのでかなり耳障りでした。なので耳栓代わりにMP3プレイヤーを聞いていると、しばらくしたらカップルは帰って行っていきました。攻撃をしていたカップルが帰っても、まだ老婆は独り言を言ってるようでしたが、音楽を聴いていた私はその内容は分かりませんでした。そのうちプレイリスト再生が終わり音楽が切れたところで「パソコンなんてやってるから頭が空っぽなんだ」という老婆の声が聞こえました。パソコンを使ってるのは私一人。攻撃の矛先が私に変わってるwww 

もちろん無視です。無視しても悪口は止まりません。私は再びMP3プレイヤー音楽を聴いていたのですが、老婆の中で何かが盛り上がってきており、MP3プレイヤーの上から聞こえるぐらい大声で独り言を言ってきてます。私への悪口は「男が赤い靴なんてはいて恥ずかしいよ」「足が太い」「あんたは太ってるけど、私の息子はガリガリだけど優秀だよ」とかなんとか。

その悪口だか独り言も変化を見せ、「あんたは私を見取ってくれるのかい」という脈略のないものに変わってました。変わる過程はネットに没頭してたので気が付かなかったのですが、録音していたICレコーダーで聞き返してみると、信頼していた自慢?の息子に見放されて孤独とのこと。どうして見放されたのかとか、夫はどうしたかは話に出てこなかったのでよくわかりません。もしかしたら話していたかもしれないけど、1時間30分ある負の内容を聞くのは精神的につらいので全部を聴く気は起こりませんでした。

独り言風に通行人の悪口を言う人はたまに見かけますが、私の持論ではそういった人は概して孤独だと考えていました。それが正しかったのか今回の人は孤独な人でした。その老婆自身も「孤独だよ、わたしは」と言ってましたし。悪口を言われている時は殴ってやろうかと思いましたが、無視して正解だった気がします。孤独な人には無視が一番ダメージを与えられそうだし。

ちなみにICレコーダーは、カップルへの悪口が始まった時から堂々とテーブルの上において録音してました。

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