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東京と関西の消費金額が違わないというデータがブログ記事からの孫引きだったので、総務省のサイトで元データを確認してみた。
https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
孫引きされているデータは2018年のものだが、同じものが見当たらなかったため2020~2022までのデータを使用した。
結論からみると、東京のパンは高く、消費量は全国平均。京阪神は安いが消費量は多い。
消費量が1.2~1.3倍違うのに消費金額の差があまりないのはおそらく東京のパンが高いことが原因で、東京人はパンを全国平均程度しか食べていない。
地域 | 消費金額 | 消費量(g) | g当たり単価 | 偏差値 |
---|---|---|---|---|
全国 | 31769 | 44591 | 0.712 | |
東京 | 34871 | 44479 | 0.784 | 51.6 |
京都 | 39398 | 55052 | 0.716 | 71.5 |
神戸 | 37494 | 52016 | 0.721 | 65.8 |
大津 | 36980 | 53342 | 0.693 | 68.2 |
東京は消費金額ベースでは多めだが、消費量だと全国平均を下回る。
金額、消費量共に全国1位は京都。神戸は金額2位。偏差値は東北が全くパンを食べていない(軒並み偏差値30台)ために東京も50を超えているが、京都は70超えでかなりの差が存在している。
地域 | 消費金額 | 消費量(g) | g当たり単価 |
---|---|---|---|
全国 | 10293 | 20284 | 0.507 |
東京 | 11722 | 20212 | 0.580 |
京都 | 12693 | 24252 | 0.523 |
神戸 | 13351 | 24492 | 0.545 |
こちらも東京は全国以下だが、金額は高い(全国6位)。東京のパンは高い、は間違いなさそう。
東京は麺類が高く、特にパスタは金額ベースで全国1位。そばが案外並なのは驚き。
あと元増田とは違うサイトだが、最新データをヴィジュアライズしている記事があったので添付しておく
https://hfujiwarablog.sense-create.co.jp/bread-region/