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2010-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20100731111129

http://anond.hatelabo.jp/20100731075251 を書いた者です。


http://anond.hatelabo.jp/20100731111129

実を言うと、あれを書いたのは、グローバル信者英語ブログを見つけてものすごく腹が立ったからなんだよね。自分グローバル活躍する勝ち組みたいなことを言っておいてその英語日本人の俺でもまともに読む気をなくすレベルだった。お前、それでネイティブと戦おうなんて竹槍突撃もいいところじゃないかと。それで気になって調べてみると、「英語ができるだけで収入が2倍になる」とか言ってる某自己啓発教祖英語だってブロークンもブロークン、俺の方がマシじゃないかってレベルだった。もう腹が立って腹が立って。要するにこいつらの「英語」は、日本ガラパゴス猿共のコンプを煽るためのものでしかないわけよ。ネイティブから「天才チンパンジーアイちゃん」程度に扱われればそれでボクチャン名誉白人、満足ですぅってことなんだろとしか思えなかった。




日本においては、英語コンプレックス産業だからね。アメリカのように、移民たちにどう英語を習得してもらうか、という現実の必要性もないわけで、そうなると耳障りのよい宣伝文句のほうがウケてしまうんだろう。日本で発売されてる英語教材には「今日は良い天気でした。」というのんびりしたものが多いが、英米圏の教材では仕事に関する生々しいシチュエーションがたくさん出てくるしね。


元増田エントリーにさまざまなコメントが寄せられてたけども、それらを見ていても似たようなことを感じたよ。以下のような視点からのコメントが多かったね。


1.「英語は国際語だ。」

地球人口の3割近くが英語を話すとも言われてるけども、それでもたったの3割だよ。また、傲慢なアメリカ人が同じことを言うならばまだしも、日本人にとって英語外国語でしかないのに、このような意見に易々と同調するのは実に不思議だね。


2.「簡単な英語でいいんだ。」

シングリッシュを引き合いに出してた人がいたね。シンガポールである程度の教育を受けた人たちがシングリッシュフォーマルな場で使うことなんてあり得ないよ。そういった人たちはやはりイギリス英語をお手本にして英語を学んでいる。そして、元増田が指摘してたように英米圏においては簡易英語ネタ的に扱われている。それは最近、話題になっているGlobishなども同じこと。

「簡単な英語でいいんだ」と主張する人たちのうち、どれくらいの割合が実際にその「簡単な英語」について書かれた英米圏の記事を読んだのだろう。「簡単な英語」なんてものは英米圏において「英語が危ない」というネタとして消費されてるだけだよ。

そして、そういった英米圏の抵抗を現実的に打ち負かすほどの力が、それらの簡易英語に備わっているとは思えない。それは政治的にも、言語の仕組みとしても。


ともあれ、こういった「英語は国際語で、しかも、簡単な英語でいいのだ」という発想は、実に日本人的なものだと思うよ。日本人日本国内においては日本語だけを使っていればいいけども、それと同じように「簡単な英語」で「世界のどこでも」乗り切れればいいな、という願望があるのかもしれない。


http://d.hatena.ne.jp/atq/20100801

元増田 2010/08/02 00:34

もしかして、あなたやその他の私に反論されている方は、言語とは「英語」と「その他大勢」しかないという見方をされているのでしょうか。




ここらへんがキモじゃないかと思うね。元増田に反発する人たちは、日本語のモノリンガ環境(=日本)を英語に置き換えて考えてるだけなんだろう。「「英語」と「その他大勢」しかないという見方」とは、まさにそのことじゃないかという気がした。

しかしながら、シングリッシュのようなクレオール言語で「世界のどこでも」乗り切っていくのは不可能だ。多少ブロークンな英語でノンネイティブ同士がやりとりすることはあるけども、それはクレオール言語ピジン言語ではない。minor errorを含んでるだけであって、あくまでもモデルは英米圏の英語だ。

そういった前提に立てば、同一語族に属していない日本語の話者がいかに不利か、気付かされるし、元増田が主張していたような「絶望」という感情も生まれてくるのだろう。そして、「簡単な英語でいい」などと無責任に煽ったりするブロガーを見れば、「所詮、こいつら「言語」ってものを舐めすぎだと思うんだよ。」という感想を抱くのも自然なことだろう。


思うに、「言語」を「舐めすぎ」るというのは、ある意味で居心地のよい日本語に甘えているということなのかもしれないね。そして、日本語と同じように「苦労せずに習得できるレベル」の英語を用いて、海外コミュニケーションを取りたい、という違う甘えも生み出しているのかもしれない。もっとも、日本語を習得するのだって、ほんとうは大変だったはずなんだけどね。子供の頃から漢字の書き取りを行い、長いあいだテレビなどで標準語言い回しを見聞きして、いろんな人と話すことでようやく習得できたはず。

本来であれば、安易に「英語英語」と喧伝するまえに、外国人向けの「簡単な日本語」を策定して国際機関公用語に押し上げる、くらいの発想も必要じゃないかな。もし、そこで「日本語外国人には理解できない」という日本特殊論に落ち込むとしたら、それもある意味では日本語に甘えているということなんだろう。


元増田の人は煽りをふんだんに詰め込んであの増田を書いたけども、細部をきちんと見ていけば、実に丁寧に言語と付き合ってる人だとわかる。なので、反発していた人たちも英語勉強が進んだら、もう一度読み返してみれば少なからず得るものがあるだろう。もしかしたら、元増田と似たような思いを抱くかもしれない。学歴コンプ日本特殊論などの仕掛けを用いなくとも、そういった言語についてのお話が読まれるようになり、日本人がもっと積極的に自らの意見を発信できるようになれればいいね。

2009-02-16

日本語が嫌いな人たちへ

日本公用語英語にするというならすればいい。そんなことで滅ぶ言語なら1500年前に滅んでるだろう。中国語日本公用語にして千数百年、言葉は変わったが日本語中国語になったわけでない、なりはしない。英語も同じだよ。あらたなピジン言語ができあがるのがオチで、そのくらいのこと言語について少し学べばすぐ分かる話。分からない奴は「ピジン」でググれ。

そしてもう一つ言うと、そもそも公用語を変えたくらいで速攻で変わるほど柔弱な国であり国民だと思ってるなら、ホントにおめでたい話だ。つくづく日本人馬鹿すぐる。

2007-10-30

http://anond.hatelabo.jp/20071030153811

ちゃうちゃう。

“working poor”はもちろん文法的に成立してる。現在分詞をつけて動詞形容詞化する、継続的なニュアンス、ちゅうやつや。

おれはな、元増田が「ワークプア」とかほざいとったもんで「それどこのピジン英語やねん」言うただけの話。

もとは術語やねんから正確に使わなあかんのに、どんだけ拡散しとんねん、という。

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