2023-12-02

歌い手として好きではないが曲を聴きたいアーティスト

個人的好みによる選定です。

異論は大いに受け付ける。


松任谷由実

荒井由実時代の録音は好き。初期作品は素直な歌声ハイトーンも美しかった。

ヒット曲を連発した90年代になると喉に引っ掛けてピッチがグニャグニャ揺れる歌声に変化していった。

「春よ来い」なんかは独特の味として聴けるが、ベースリズムにノリのあるタイプ楽曲はまるで苦手。グルーヴ松任谷由実のグニャグニャピッチが腰砕けにしてしまう。

ただどの時代作詞作曲共に非凡さを発揮。難しいメロディテクニカルコード上で成立させる職人っぷりは健在。


小沢健二

90年代は自らが王子キャラに甘んじた部分がありベタっとしたぶりっ子お兄さんボイスが本当に苦手。

ただこの人の書く詞は若さ・未熟さ・美しさといったものを時が流れるがままに過ぎ去るものとして傍観するような部分がありとても味わい深い。

フィリーソウルブラックミュージックの美味しいところをうまくjpopに組み込んだセンス評価したい。

復帰後も良い曲を書いているが歌唱はやはりベタっと甘ったるく歌う癖が抜けておらず苦手。


大塚愛

aikoという先行者がいる中でどうオリジナリティを獲得するかという厳しい時代だったことを加味しても、

あの大衆に媚びたような振る舞いやあえてそうしているであろう鼻声が本当に苦手。曲名は忘れたが性的な部分をちら見せするような態度も。

ただ楽曲単位で考えると引き出しが多くコマーシャルベース楽曲を作らせると一定の結果を出せる作家と言える。

先日ラジオプラネタリウムが流れたがしみじみいい歌だなあと思った。

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