2023-11-03

[]野河田彰信監督の続投を発表!岡嶋ヘッド、奈良井オフェンシブチーフ、星井ディフェンシブチーフの続投も発表

 オレオレFCは3日、野河田彰信監督2024シーズン続投を発表した。初の監督業となった今シーズンは、残り3節の段階で14勝13分け8敗の勝ち点51でクラブ最高位の5位に位置万年残留争いが続いたチームを立て直した。クラブ監督続投は20~21年6月まで努めた中林監督以来。残り3試合を締め、天皇杯優勝を果たし、就任2年目の来季はJ1初優勝に挑む。

 リーグ屈指の理論指揮官が、来季ロイブル軍団を統率する。野河田監督クラブを通じ「来季オレオレFCを指揮する事になり、身の引き締まる思いです。チームが更に成長出来るように、自分の持てる力、コーチの力を借りながら、選手達と共に成長していきたいと思います」とコメントした。

 初の監督となった今季目標は置かず「走る、蹴る、止める、考える、奪う、戦うの基本的サッカー」をベーススタートFW森永ら若手を積極的に起用した。開幕こそ3試合勝利と苦しんだが、4節のサガン鳥栖戦で今季勝利3月31日には主力抜きで柏レイソル相手に3ー0と圧勝10試合負けなしと快進撃を続けた。

 若いチームだけに、13引き分けと勝ちきれない試合もあったが、ここまで連敗は33神戸戦、34節川崎戦の僅か1度と安定。各ポジションボールを奪い、カバーリングする“エリアプレス”の戦術に加え、夏場からは新たに4ボランチ、ひし形4トップ、2CBがスイーパーに入る7バックの新戦術採用するなど、クラブ革命を起こした。

 トップチームの人件費は約2.5億円とJ1最下位。それでも第29節では優勝を争う横浜FMを4―1で退けるなど、ここまで35試合勝ち点51はクラブ史上最多。順位も5位で昇格以降では初めてのシーズン勝ち越しも決め、天皇杯ではクラブ史上初の決勝進出を果たすなど手腕を発揮してきた。クラブ幹部も「野河田さんあってのこの成績。できる限り長く指揮を執ってほしい」と期待した。

 チームは更に岡嶋聡ヘッドコーチ奈良井貴浩オフェンシブチーフ、星井理人ディフェンシブチーフの続投も発表。来季も首脳陣継続で更なる高みを目指す。チームは11日の横浜FC戦(三ツ沢)に向けて調整。指揮官は「まだ3試合天皇杯あるからな。(来季に向け)希望を持ってもらえるような戦いをするのが大事」と見据えた指揮官来季多良初徳元監督(現クラブ会長)以外成し遂げていない、監督2年目に挑む。

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