なろうのアクセス解析を眺めていて思うのは、最新話だけ摘まみ食い的に読んで、あらためて最初から読んでみるか判断する人が多いのだということだ。最新話だけ追っているというのでは説明出来ないぐらい最新話のアクセス数が突出している。これは自分ではやったことのない読み方なので非常に意外だった。この傾向は昔からずっとでどの作品でもそうなので、あまりしっくりとは来ないのが正直なところだが、そういうものなのだろう。
ただ、どうしても腑に落ちない点がある。アクセスした端末がPCかスマホか分かるようになっているのだが、あまりにもPCに寄りすぎなのだ。これが数年前ならそこまで疑問に思わなかったが、2023年の数字としてはあまりにも不自然だ。スマホがPCの10分の1程度と少なすぎるのである。これが逆の数字であれば分かるのだが……。
尚、今話している内容は、まだあまり評価が高まっていない作品に限る。これが、評価が高くアクセス数の多い作品となると概ね半々に分かれる。これでもまだなろうのPCアクセスは多すぎると言えるのだが、それはまあ置いておくとする。そこで考えられるのが、リーダーアプリで読んでいるパターンだ。UgerAgentがスマホに分類されず、アプリで読むとPCとしてカウントされているのではないかということだ。それらを踏まえて考えるに、評価が高い作品を読むごく普通の一般ユーザーはスマホのブラウザで読み、埋もれている新規作品をスコップするような人はアプリ読みが多いのではと推測している。普通にPCユーザーが多いという線は……多分ないだろう。それぐらいには、どのサイトも今のアクセス事情はスマホ寄りなので。それこそ、なろうだけ異世界だとしたらある意味面白くはあるが。
統計データ公開されてるって知らなかったんだねw