2023-02-27

心のないシンギュラリティ

シンギュラリティ」や「技術的特異点」の記事を見てて思うんだけど

コンピュータ関係で急速な科学技術進化が起きた場合、必ずコンピュータ

人間のような知性というか心を得ている事が前提になってるのが気になる。

最近ディープラーニングの応用例を見てると分かるけど

パラメーターがメチャクチャ多くなったニューラルネットワークでも案外いろんな事が出来るのが分かってる。

そういう「心」的なものいまいちモデル化してるとは言えないようなAIでもコンピュータ設計製造

だいぶ改良されていくような未来もあり得るんじゃないだろうかと自分は思う。

もしそれが出来たら性能の上がったコンピュータで更に凄いコンピュータ設計製造するようになっていき

性能は信じられないほどに上がっていく可能性もあるだろう。

まり可能性としてコンピュータの性能が今よりずっと急激なスピードで上がっていく一方で

コンピュータが知性を依然として獲得しないままの未来もあり得るんじゃないかと思う。

例えば「リーマン予想証明を出力して」とコンピュータ質問されたら速攻で正しい証明を出力出来るのに

でもコンピュータ自体は何も判断を行わないような未来可能性だ。

もしくは急速に性能が上がって何年かのタイムラグをおいた後によく言われるシンギュラリティのような未来が来る可能性もある。

何れにしてもこのようなコンピュータの性能が信じられないスピードで上がっていきながら知性は伴わない

そんな未来説明する言葉があっていい気がする。

でも検索してもどうもそのような心のないシンギュラリティに相当する言葉が無いので気になっている。

こんな未来も一応は考えた方がいい気がする。

だってこの場合少数の大企業が圧倒的な性能のコンピュータを独占する事で格差の拡大が更に進む可能だってあるだろう。

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