日本の瓦解・沖縄の独立・国際社会からの孤立

西暦 2048年、そんな中、琉球国の中で、名護国が独立を宣言。日本を含め西側諸国は名護国を国家として承認。名護国は日本に友好・支援を求める。
西暦 2048年、中国・ロシアはこの場面で「琉球国は同盟国ではあるが、何かあっても援軍を送ることはない」と宣言。
西暦 2049年、琉球国は、独立した名護国を鎮圧に動く。これにより戦時に突入。琉球国では、憲法で18-60歳の男子は全て軍人となることが決まっている。
西暦 2049年、名護国は単独で戦えるわけもない。日本に平和維持部隊の派遣を求める。
西暦 2050年、日本は、中国ロシアから援軍が来ないのであれば、と平和維持部隊を派遣。あくまで軍事侵攻ではなく同盟国を守るための警察権の行使。そもそも元々自国、沖縄だった名護を守る平和維持部隊。

西暦2051年、名護国において、日本は琉球国の部隊と戦闘。戦時国際法に則り、軍人・軍事施設（戦時において、通信施設や発電所は全て軍事施設扱い）のみを細心の注意で攻撃し、数の有利で圧倒的に勝勢。
西暦2051年、ただし、琉球国の18歳-60歳の男子すべてが軍服を着ているわけもなく、判別不可能な琉球国の民間人にもそれなりの被害が出る。
西暦2052年、民間人の死体の様子が、世界中で放映される。日本は戦争をやめろ。かわいそう。日本は国際世論からは「ヤケクソで軍事侵攻をする頭のおかしい国」というレッテルを貼られる。
西暦2052年、本来は、18歳-60歳の男性が戦争に巻き込まれているのは琉球国の憲法が彼ら全員を軍人と定めているからなので、死体のほとんどは軍人であり、軍服を着用させず戦時国際法に違反しているのは琉球国という見方もできる。ただ「かわいそう」な演出に全てを覆され、国際社会から孤立。

今の世の中見てると、インテリジェンスノーガードな日本では、こういうことも普通にありえるのだろうなと暗い気持ちになる。

2022-06-01