2022-03-15

サイゼリヤ小エビカクテルサラダの思い出

小学生中学生にかけて、毎月親の友達とその子供との食事会があった。

場所は決まってサイゼリヤだった。

テーブル子供と親に別れて、親は親同士で話をし、子供子供同士だった。

子供同士も毎月会っているし、昔から知ってるし、同じスイミングスクールに通ってるしで、仲は良かった。

会えばわーキャーしゃべっていた。

で毎回欠かさず注文していたのが小エビカクテルサラダ

ルッコラが苦い、小エビがとりすぎなんていいながら皆で食べた。

サラダは本当に美味しかった。

でも誰かが中学生になるとその関係性が変わってきた。

お互い住んでいる市が違うので中学も違う。

向こうは荒れている中学だったらしい。

一人がそのうちに学校に行かなくなり、そして食事会にも来なくなった。

親はそれを私にだけ黙っていた。

それが今も悲しい。私は知っていたから。

また私が中学生になる年に父が亡くなった。

突然の死だった。

その年にその一家我が家に遊びに来た。

なんとなくいつも通りに遊んで、帰りに

「ooちゃん家に泊まりたい!!」

と誰かが言い始めた。

みんなでとまりたい!泊りたい!!

と親に言っていた。

我が親は「あんたはダメ明日部活でしょ。妹はいいよ」って。

これは30歳になった今でも覚える。なんでなんでなんでなんでなんでば

部活なんてほぼ帰宅部ような部活だった。

から何回休んでもダイジョブだった。

妹や親の友達たちが笑顔で車からバイバーイとしてるのを

涙ながらに見ていた。

親は「ごはんなにたべよっかー?」とこっちの気も気にせずに聞いていた

私はぶすくれていた。行きたかった。いまも

そしたら親がキレだした。そこから私が謝って・・・・だった。

今もお泊り会に行きたい。でもいけないことも分かっている。

みんな大きくなって、みんなそれぞれあって、もう無理なのはわかっている。

食事会も私が中学生の時に自然消滅のようになくなった。

もう1回みんなと小エビカクテルサラダが食べたかったな。

最近一人でサイゼ飲みをした。

ワインを飲みながら小エビサラダを食べた。

同じ味がした。一人なのにね。

ついでに青豆も食べた。衝撃のうまさだった。

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