2021-12-28

ひろゆき

うーん

https://news.yahoo.co.jp/articles/5de82663454a455916a42062eceb0b0db615241f

ひろゆき氏は「男性京大では無く、別の国立大卒で、既婚者だったことが良くないらしいです。精子提供なら既婚者かどうかは関係ないし、子育てをせずに児童福祉施設に入れちゃってるし、子供ブランド品のように選別する考えは如何かな、、と。あと、遺伝情報国籍は無いです」と私見を述べた。

遺伝情報国籍はない、というと一見それらしく聞こえるが、遺伝情報はある程度明確な集団に分かれます

例えば本土4島の日本人北方中国人は分かれるし、

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2561928/figure/fig2/

北方中国人南方中国人も分かれます

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2790583/figure/fig1/

韓国人も分かれる(これは北朝鮮ゲノムデータがないからかもしれない)し、

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7385432/figure/F2/

沖縄人も分かれます

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2561928/figure/fig3/

そしてこれらは、たまたま、ある程度国籍とも大体一致します(ただし一対一ではありませんし、ゲノム研究が国ごとに行われ、一般周辺部よりも中心にありがちな首都周辺でのサンプリングが多いかもしれないためサンプリングによる分離が見られている面もあるかもしれません)。

が、もちろんそれらは優劣を意味しません。集団に分かれるというだけです。

まり遺伝情報によって国籍らしきものが分かれるが、しかしそれは優劣を意味せず、それを理由精子を選別すると言うことをしてはいけないと言うのが本質だと思います

原告側は遺伝差別をすることができなかったと主張しているのであって、そんな権利を認めるべきではないと考えます

結果としてはひろゆきの言っていることとそう大きくは違いませんが、そもそもそんなものはない、と言う誤ったことを言うよりも、遺伝情報集団として分かれはするものの、それは優劣を意味するものではなく、それをもとに精子を選別するような優生主義的行動を取るべきではない、と主張するべきです。

リベラルありがちな内輪揉めになってるかもしれん)

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