最初に見たのはずいぶん前で、その時は「何じゃこの手抜きみたいな質感のCGは?」と思ってたけど、何も見るものが思い浮かばない時に時々繰り返して見る癖がいつの間にかついた。
気がつくと、ハマってる自分に気が付いた。
何が良いって、少佐の「タチコマ!行けぇ!」「こっちだってこれが本業よ!」「斎藤、打てーっ!」のようなセリフがかっこよくて快感。
ていうか、これだけ分かりやすくてアクションシーンの多い攻殻機動隊ってあったろうか?
辛気臭い哲学的なセリフとかも全然ないし、この攻殻機動隊の冒頭にあるカラッと晴れた真っ青な空のイメージそっくりで、全体的にカラッとしてるのがいい。
そのカラッとさにCGの質感が絶妙に合ってるという気さえしてくるから不思議。
残念なのはあの「オモシロ」が全然活躍せずに途中で消えてしまった事。再登場を激しく希望。
最初は安直なキャラだなーと思ってた「プリン」も作品が気に入ってしまうと、これがまた良い味出してると思えてくる。しかし「江崎プリン」ってめっちゃ安直な名前w
以前は、そのちょっと知的な少し考えないと分からない雰囲気が攻殻機動隊の魅力だったりもしたけど、そればっかだと考えるのがめんどくさくなってくる。
でもネトフリオリジナルの攻殻機動隊はあんまり考えずに気楽に楽しめるのがいい。
そう思わない?