2021-04-04

旅行ができる障害者権利主張を報道しないでほしい

なぜ報道しないでほしいか

旅行にいける程度に経済的社会的障害的に余裕のある人よりも、その余裕のない人にリソースを向けてほしいから。

さら障害者がリソース要求することが報道されるとバックラッシュが起きるから

身体障害者旅行での権利主張とは

熱海旅行でのJR乗車拒否のケース

奄美大島関西空港間での飛行機搭乗拒否問題

名古屋城木造天守エレベータの設置を障害団体要求したケース

この3つのケースを想定している。

これらに共通しているのは、彼ら彼女らが旅行に行けるお金があること、友人や子どもなどがいることだ。

熱海のケースでは、友人1人、子ども2人を含む5人での旅行

奄美大島のケースは、友人5人との旅行

名古屋城は友人子どもにはわからないが、やはり観光のできる層が主張しているのは変わりない。

さらに、どのケースでも健常者から障害者への批判という形でバックラッシュが起きている。

旅行の余裕のない人とは

身体障害者以外の知的精神発達障害者

以下にみるように平均賃金正社員比率、平均勤続年数いずれも身体障害者に比べて大きく劣る。

数字はいずれも厚生労働省調査 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05390.html による。

平均賃金

身体障害者は21万5千円

知的障害者は11万7千円

精神障害者は12万5千円

発達障害者12万7千円

正社員比率

身体障害者は52.5%

知的障害者は19.8%

精神障害者は25.5%

発達障害者は22.7%

平均勤続年数

身体障害者102月

知的障害者は7年5月

精神障害者は3年2月

発達障害者は3年4月

なお、身体障害の人すべてが経済的に余裕があるとは限らず障害によっては就労が難しい人がいることは注記しておく。

まとめ

知的精神発達障害者はこのように、身体障害者よりも圧倒的に貧しい状況にある。

また、経済的理由障害上の理由の両方で、身体障害者のように子どもや友人を持つことが難しい状況にある。

社会障害者に与えるリソース配慮支援・譲歩)は有限である。そして障害者がリソース要求するとバックラッシュが起きる。

だとするならば、旅行にいける程度に経済的社会的障害的に余裕のある人よりも、まずはその余裕のないこうした人達へ救済のリソースを向けてほしい。

  • 底辺の敵は底辺

  • JRの設備や財産や会社そのものが国の庇護下にあって税制が優遇されているのは、JR職員に車いすの女を弾圧させるためじゃないんだけど

    • ブログを見る限り特に暴言などがあったわけではなく、現状で第三者からわかる情報としては弾圧とまではいえないのではないかと思います

      • 保護や援助がないと生きられない人を助けないのは弾圧 助けるのが嫌なら身体障碍者を殺せと叫ぶ政治家に選挙で投票すれば良くて今の法律家で目の前の車いすを救助拒否するのは間違...

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