2019-08-10

はてな匿名ダイアリーを書くための参考書

に、なりそうな本を読んだ。

なかなかに面白いエッセイ集だった。有名な歌人作品だ。

文章が上手い。しか文体が、小説のそれとは違う。

ブログにも使えるかもしれないが、レビュー記事には向かない。

一つ一つの切れ味の鋭さとネタ感。

これは『はてな匿名ダイアリー』にこそ使えるものではないかと思ったのだ。

しろ増田しか使えないのではないだろうか。

そんなことはないかそもそもハウツー本では無い。

この作家、穂村氏が増田に居るなら、きっと毎記事が人気エントリになるだろう。

この本の中から一節だけ、しかも冒頭文を引用しようと思う。

>「天然」

>天然に憧れる。でも、本当に天然なひとは、自分が天然と呼ばれるのを嫌がる人が多いようだ。どうしてだろう。自然振る舞うだけで場を和ませて、みんなに愛されるのに。

>天然タイプの友人のひとりは、ドッペルゲンガーのことをトーテムポールと云っていた。

ほら、なんか増田っぽい。

はてな匿名ダイアリー推薦図書にしよう。

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