に、なりそうな本を読んだ。
なかなかに面白いエッセイ集だった。有名な歌人の作品だ。
文章が上手い。しかし文体が、小説のそれとは違う。
ブログにも使えるかもしれないが、レビュー記事には向かない。
一つ一つの切れ味の鋭さとネタ感。
これは『はてな匿名ダイアリー』にこそ使えるものではないかと思ったのだ。
むしろ増田にしか使えないのではないだろうか。
そんなことはないか。そもそもハウツー本では無い。
この作家、穂村氏が増田に居るなら、きっと毎記事が人気エントリになるだろう。
この本の中から一節だけ、しかも冒頭文を引用しようと思う。
>「天然」
>天然に憧れる。でも、本当に天然なひとは、自分が天然と呼ばれるのを嫌がる人が多いようだ。どうしてだろう。自然に振る舞うだけで場を和ませて、みんなに愛されるのに。
>天然タイプの友人のひとりは、ドッペルゲンガーのことをトーテムポールと云っていた。
ほら、なんか増田っぽい。
はてな匿名ダイアリー推薦図書にしよう。
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