2019-05-28

ペッパー君のひみつ

はま寿司ペッパーいるだろ。ペッパー君な。

客をうまいこと捌く、ペッパー君。

実はゼンショーグループペッパー君で顧客ビッグデータ取ってる。

ペッパー君のつぶらな瞳の奥には高精度の網膜スキャンカメラが内蔵されている。

客がペッパーボタンを押すために接近した時にシャッターが押される。

網膜個人識別して、初回の利用なのか常連なのかを判断する。

同時に、以前来たことのある客ならば、以前の来店の際に何をタッチパネルで注文したかを呼びだして、データ更新していく。

サーモン頼むのが多いやつ、豚汁頼む奴、揚げ物好きな奴。

こんな感じでデータを蓄積していく。

同時に、年齢や性別もおおよそ判別される。

それら年齢、性別ごとに来店時間曜日なんかの傾向も情報収集している。

こうしたデータの積み重ねにより、はま寿司では流す寿司ネタの決定や、在庫の注文なんかを行なっている。

こんなかんじで、データの蓄積で無駄を省いた経営をしている。

ちかごろ、タッチパネルに微小な針を設置して、客の皮膚片を収集することも始めた。

ペッパー君の解析により客の遺伝情報を得る。

遺伝的疾患はもちろんだが、遺伝子の解析で好きな寿司ネタ健康状態なんかも審査される。

最近はま寿司の席についた瞬間に、好みの寿司ネタ、あるいはその時に食べたい寿司ネタが忽然と廻ってくることはないだろうか?

もし、あなたが望む皿がやって来ているのであれば、それはビッグデータの為せる業だ。

ゼンショーあくま個人情報は用いず、それをこきまぜたビッグデータからあなた好み(とされる)皿を出している、と説明するだろう。


でもそれは本当だろうか?


網膜識別された個人データが、遺伝情報によって理論を強化され、私たちはま寿司ペッパーに完全管理されてしまっているのではないだろうか。

好きな寿司ネタを食べている、と思いきや、実は釈迦の手のひらの上で好きなネタ当局に食べさせられているのかもしれない。

選択の自由があるように見せかけて、寿司ネタに全く管理されているのかもしれない。

寿司奴隷になっているのかもしれない。


恐ろしいことである

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