海外から帰国して日本の中学に馴染むのに苦労する息子に部活でなんだかんだと声をかけてきてくれた先輩がいた。
塾で担当する先生がたまたま一緒だったというご縁もあって息子の口からよくその先輩の名前が出てた。
この一年、人に合わせることに重きをおかず独立独歩で「変わったヤツだけど害はない」ポジションを獲得してきた息子。
移動時、休み時間も一人でいることが多かった息子のことを気にかけてくれていたその先輩が今日の卒業式、小さな作品をくれたそうだ。
小さな額に入った絵。
帰宅して開口一番にその報告を聞いた私、イベント、セレモニーが苦手な変人(息子に遺伝してしまった)が、号泣してしまった。
今でもコミュニケーションが苦手で目から鼻に抜けるタイプではなく中々社会に馴染めないけれど、世の中にはこうやってそっと寄り添ってくれる人もいるということを学ばせてもらっている中学生活。