2019-01-30

Sorry, Japanese Only

うちの店では、現金しか使えない。

Cash Only である

クレジットカードはもちろん、電子マネーモバイル決済の類も一切受け付けていない。

さらに、トラブルのないよう店先には大きく Cash Only掲示している。「現金のみ」といった日本語も添えて。

決済手数料がかからない分をお客様還元するとか、薄利のランチではクレジットカードを使わせないとかはよく聞くが、うちの店はそのいずれの理由でもない。

テレビコマーシャルで、小さな店に爆買いにきた外国人口調の客が、クレジットカードが使えないことを理由に何も買わずに帰っていくというのがある。2020年に向けてキャッシュレス決済を導入しないとまずいとも感じさせる。

だが、外国人対応することは、単純にメリットばかりなのだろうか?

従業員プレッシャー、それに対する教育メニュー英語対応、決済オペレーションの複雑化など、人的と物的ともにコストが増加するだろう。結果売り上げが増えれば良いと考える人もいるだろうが、私の考えはそう単純ではない。

かといって、キャッシュレス決済の導入を否定しているわけではない。むしろ、導入できるならしたほうがよいとさえ思う。顧客が増え、次のビジネスへのきっかけもできる。キャッシュレス決済に対応しないことが、潜在的顧客を失っているかもしれないことも理解できる。

でも、あえてやらないのだ。

だってSorry, Japanese Only と書けば角が立つけれど、Cash Only ならば同じ効果が期待できる上に、誰も気にかけないでしょう?

  • 金持ってるのは外人ばっかりなんで…

  • 外国人旅行者って、自国のクレジットカードを持っていれば、日本国内で日本円を引き出せるのだろうか? 何か簡単に換金できる方法があればいいのにね?

  • 君んちの前に両替マシン置いとけば儲かるかな。儲かると良いな。

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