2018-10-08

今生の八月を消費して。

ツイッターリアルタイム検索から久々に増田にたどり着いた。

そこからいくつかのエントリリンクをたどるとなんだか懐かしい文体

ブクマコメント見たらやっぱりで、店長だった。

この人の書くこげつくような感情が、好き、というか、なんで知っているんだろうと不思議で、惹かれて、ブログのいくつかの記事ブックマークしていた。

無性に読みたくなったけれど、もうネットの波の彼方。二度と読めない。のかな。

はてなを始めたのは確か10代、店長ブログを読んでいたのは20代、そこからいままでいくつもの夏を消費して。

世界は終わらなくて。

きっと僕は自分にとっての綾波にも出会えなかった。

でもさ、いつまでも、八月の陽炎なかに彼女は突っ立っている、会えるかもしれないその日まで。

一番気に入っていた記事は、そんな風に思える文章だったと思うのだけれど。

たまに引き出しの奥の箱の中の綺麗な石を眺めるように取り出して見ていたんだ。

なくなってしまうなんて思わずに。

最近では大分その回数も減って。

でも錨みたいなそういう大切なものだった。

もう一度読みたいなあ。

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