元増田だが
脚本の話で
状況が与えられた時、キャラがどういう行動を取るか
99%の人が予想する選択と、別の選択を生み出せる人が「すごい創作者」だと思うんだ
「意外」「びっくり」「おもしろい」ってそういう感じじゃない?
でもそれを故意に生み出せる人は中々いない
さらに、それで視聴者の感情をうまくコントロールできる人はもっといない
さらにさらに、それで多幸感を生み出せる人はもっともっといない
例えば、「人気の出たメインキャラが死ぬ」みたいな、負の方向の意外性は作れる人が居るだろうが
正の方向でこの意外性を作れる人はめったにいない
だって視聴者は基本的に「こうなってほしいなぁ」ってプラスの方向いてるから、負のほうが簡単なんだ
正の方向で驚かすのは難しい
(ちなみにCG本でたつき監督は「あからさまな毒がない話だから、振れ幅を出すのに苦労した」みたいなことを言ってる)
最近はテンプレートを用いることによって、才能がない者でもそういう展開を作ることができるようになった
もっと昔はテンプレがなく、更の状態でいろんな振れ幅があった というのは確かだが