■「趣味の合うパートナーを探せばいいじゃない」と言われてから10年が経ちました

大学生まで男と話すことなんて無くて、まともに異性と話したのは入社してから。

でも別に同期入社の男と恋が芽生えたなんてこともなく、普通にゲームの話をしていたらある男から

「女の子がゲームの話しないほうがいいよ」

と渋い顔をして言われた。

「別にモテたいとは思ってないし」

女からは彼氏つくらないのかと散々言われた。

でも子供の頃禁止されていて、成人後にようやく遊べるようになったゲームだ。数年で辞めてたまるか。

「今はゲームのほうが楽しい」と答えた。

こういうときの常套句なのだろう

「ゲームが好きだっていう彼氏を見つければいいんだよ！」と返事があった。

何度も聞かれて、何度も同じ答えで、何度もこの返事を聞いた。

あれから10年、趣味の合うパートナーなど見つからない。

もしあの時ゲームを辞めて、いわゆる「男受けがする」ように自分を作り変えていたらどうなっていたのだろうと時々思う。

基本的に男性とは話が合わない。

ぼっちで可哀想って言われるんだけど、興味のない事をやり続けて、話が合わない男性と我慢して付き合って、今より幸せに過ごしている自分が全く想像できない。

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