東大が女子学生向けに家賃補助を月3万円行う。男子にも回してあげなよ、不平等じゃないの、という意見が出ている。
http://www.asahi.com/articles/ASJCG4WF3JCGUTIL030.html
これは男女雇用機会均等法以来の、男女の数を平等にするという流れが学生に及んだ結果だと思っている。最初は職員で、次に教員で男女平等を目指し、最後に学生までやってきた。職員や教員はまだ採用者側で男女平等にとることも出来るけど、筆記試験の入試ではそうもいかないものね。「志願者、在籍者ともに約20%にとどまる女子学生」と書いてあることから、入試制度自体はまともに機能しているようだし。
国は全国民が平等という前提で施策を決定する。だけど決定する側に男性が多いんだから、無意識に(あるいは意識的に?)自分たちと似たような条件の男性を前提としてしまっている。
その流れを変えるきっかけとして、女子学生への優遇措置というのはいいと思う。