どうやら、信用がないらしい。
嬉しいことではない。さびしいなと思う。
確かに、人格的に人を安心させられる説得力はないかもしれないが、今まで大きくはなくともそれなりの仕事をし、
家族を食わせてきたという自負はある。子育ても全くノータッチというわけではない。
頻度は少ないが、休みを取って子供の面倒を見ることだってある。
昨日、珍しくボーナスが出た。
世間的に見れば、決して大きな額ではない。
それでも、数年間頑張ってきた成果として、会社が自分を認めてくれたという小さな喜びはあった。
妻の反応は、予想外だった。
「どこから出た金なの?」
「本当に大丈夫なの?」
悲しくなった。
俺はそこまで信用がなかったのか。
結婚して10年経つ。若い頃に結婚したこともあって、普段金銭的に我慢をさせているのかもしれない。
けれども、2年前にはローンながら持ち家も買い、欲しいと言われた電化製品はすべて買ってきた。
情けない。
妻が俺を信用しているのなら、もらった金の金額を聞いて、最初にまず出所を聞くだろうか。
「そんなに怒らなくてもいいじゃない」
「最近怒りっぽい」
といわれてしまった。
そうなのだろうか。
これは大したことではなく、俺が怒りっぽいだけなのだろうか。
10年連れ添った妻に、ここまで信用されていなかったのか、という驚きと虚しさは、ただの勘違いなのだろうか。
そうであって欲しいが・・・
ただ単にびっくりしただけじゃないかな 奥さんが信用してないのは増田本人じゃなくて会社の方だと思う 最近あまり明るい話を聞かないからね 奥さんには最近怒りっぽく見えていた...
「そんなに怒らなくてもいいじゃない」 この言葉が出た時点でお互いの間に埋まらない溝が見えるわ