2015-02-01

トラウマとまではいかないのだけど、

折に触れて思い出す納得のいかなかったこと。

小学二年の時、平和についてのポスターを描きましょうという授業があった。

俺は幼稚園の頃から自由に絵を描く時間にみんながウルトラマン飛行機ケーキドレスなんやら楽しそうにお絵かきをしている中、自分はなにを描くべきなのか、なにを描いても自分にふさわしくない上手に描くこともできないと混乱し、しかしそれを説明する言葉も持たず途方に暮れ先生を困らせるような子供だった(最終的には先生が機転を利かせ、色紙を丸や三角や星などの形に切って紙に貼るように誘導してもらった。あの出来事はとても素晴らしかったと思う。具体的なカタチが思い浮かばなくとも表現はできる)。今でもそうだが子供の頃から、周りの目を気にしたり小さなことにこだわるやつだった。

そんな子供だったが、しか平和というテーマについては具体的なイメージが俺の中にはあった。とても子供らしいというか陳腐もので、今思うと多分そのイメージイッツ・ア・スモールワールドが基になっているものだが、こんなものだった。中央地球がある。その周りを白や黒や肌色で塗られた子供たちが手をつないで囲んでいる。みんな地球の一員です、仲良くしましょう、ということだ。わかりやすい。しかしその中に、イッツ・ア・スモールワールドとは別のファクターを基にした子供を二人描いた。下半身を共有し、上半身が二叉に分かれた子供。ベトちゃんドクちゃんを思い、彼らをそれとわかるように描いた。その時の担任のO先生特別理不尽な人だったという記憶はない。しかし、その時描いた彼らは否定されてしまった。こんな人間はいません。マジメに授業を受けましょう。これは書き直さないといけませんよ。

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