2015-01-04

駐車場待ちクルマのせいで路線バスが1時間遅れ…新年早々、秩父の山

埼玉県秩父市にある「三峰神社」に初詣に行ってきた。

場所は、埼玉県山梨県との県境に近い山中。山頂付近社殿があるもんで、標高もかなり高い。

幸いにも上のほうまで道路が通じているので、クルマでも行ける。

春~秋はツーリングにもいい場所だし、秋は紅葉も楽しめる。

でも今回は、路線バスで行ってきた。雪降ったり路面凍結したりで、事故るのやだったから。

西武秩父駅から1日5本(平日は3本)しかない路線バスに乗って、75分!で着く

…はずだった、定刻なら。


初詣客やら登山客がいっぱいで乗り降りに手間取るのはしょうがないとして、

バス停に着いてから両替しはじめるグダグダな客がいるのも諦めるとして、

マイカー参拝客の駐車場待ちのせいで、あと1kmってとこでバス渋滞にはまって止まっちまったのには参った。。。

バスの運ちゃんも「お急ぎの方は、降りて歩いたほうが早いかも」ってアナウンス

みんなわらわら降りて歩き始めたんで、うちらもさっさと降りて自力で歩く。

熊谷」「所沢」、なかには「宇都宮」「多摩」「足立」なんて車を見ながら、

20分ぐらい歩いて終点神社入り口に到着。

この時はまだ「あーバスで来てよかった。クルマで来たら、駐車場待ちで何分かかったんだろう」

なんて思ってたんだけど、本当の悲劇は帰る時に起きた。


行き(登り)のバス渋滞にはまってるんで、折り返しの帰り(下り)のバス全然来ないわけ。

そもそも本数少ないバスだし、山の一本道だからルートバス回送するわけにもいかない。

目の前に並んでるマイカー連中がさっさと参拝終えて出てってくれない限り、バスは来ない。

15:20 バス停で並び始めた

15:45 バスの発車時刻のはずだが、バスは来ない。この時はまだ楽観ムードが漂う。「しょうがねぇよ渋滞だもん」

16:00 ちょっと先まで様子を見てきた人が「ぜんぜんバス見えないよ」

16:15 足元からじわじわ冷えてくる。駐車場クルマ誘導方法ケチをつけ始める。

16:30 日が沈み、太陽の光が届かなくなる。急に寒くなる。足がかじかむ。太陽って偉大だな。

16:40 中国九寨溝で、国慶節観光客殺到して数千人が取り残されたニュースを思い出して、最悪のケースをシミュレーションし始める

16:45 遠くに路線バスオレンジ色に輝くLED案内表示板がちらっと見える。。。あぁ助かった。

16:50 バスが反対車線を逆走して渋滞バイパスして到着。結局1時間10分遅れで折り返し発車。

おい、その技さっさと使えよ。

さっさと追い抜いて逆走して来いよ。

いや、バスの運ちゃんを責めるのは酷か。反対車線のクルマとぶつかっちゃまずいし。

おい、駐車場警備員さんよ。

ちょっと通行止めにしてバス通してやれよ。

仮にだ、勝手公道クルマ誘導しちゃまずいんだったら、

駐在お巡りさんでもいいよ。

ちょっと交通整理してバスを通してやってくれよ。


まさか毎年こんな大渋滞で、そのたびにバスが1時間遅れで、なのに関係者が誰も対策を考えてないわけじゃあるまいに。

いくらクルマ社会バスなんて普段ガラガラ赤字垂れ流しだったとしても、こういうイベント時はちょっとは考えてほしい。

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