2014-03-27

教員という仕事の面倒くささ

年度末忙しすぎワロタ。の学校教員です。

教員というと、「夏休みとか暇でいいよね」とか「授業ない時間なにしてんの?」とか言う人が多いわけですが、

夏休みは暇じゃないし、授業ない時間普通に仕事してますよ。

要因という仕事の面倒くさいところは、「複数の仕事が同時に流れている」ところ。

一人の教員

1、教科の仕事

国語数学、などの授業をやるのは勿論、テスト作成課題作成やチェック、

教科の研修研究大会研究など

2、校務分掌仕事

教務や生徒指導進路指導など。

例えば教務だと時間割作成時間割変更、行事の計画立案文化祭なんかはだいたい生徒会指導がやるけど)、

チャイムの設定、用具の発注学校便りの発行などなど……

3、担任・学年の仕事

担任仕事HRをやるだけではなく、面談や出席統計、成績処理、要録作成など色々ある。

学年としての仕事は学年主導で行う行事の計画立案など。修学旅行とか。

4、部活動仕事

運動部なら平日だけでなく毎週土日(泣)の練習や遠征の引率。

しかしそれだけではない。

顧問会や協会の仕事なども。

5、個人の仕事

経年研修など。

初任者研修のあと、うちの自治体では五年目までは毎年研修が何らかの形である。そのあとは十年研修かな。

あとは今免許更新制度があるのでそれもこれに含める。いや、実際には自腹だから厳密にいうと仕事ではないんだが(泣)

という風に複数の仕事を同時にこなさないといけない。

一人の教員がいくつもの仕事を持っている訳で、例えば

田中太郎 教科 数学数学科主任) 分掌 進路指導部 担任 一年一組担任(一学年団) 顧問 野球部顧問 

という感じ。

教員という仕事は意外に出張が多い仕事で、自分は今年度数えてみたら四十日ほど出張してた。

しかしその出張もある時は「部活動顧問として地区顧問会出席」だったり、ある時は「分掌仕事としての研修への出張」だったり、

ある時は「教科主任として研究大会への参加としての出張」だったり。

しかもそれぞれの仕事独立してるから研究発表の準備でクソ忙しいところに部活動大会が入ったりする。

この時期に野球は春季大会があるんだが、年度末の異動もある時期に大会とかふざけてるよ!

まあこれが高野連傍若無人なところの一端なわけだが…

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