2013-12-18

田中選手ポスティングがなくなったら、日本プロ選手は手抜きする

楽天田中投手ポスティングによるメジャー挑戦を楽天が認めない方向、という話が報道されていますが、実際にポスティング球団側に拒否された場合、今後期待の若手が手を抜くという問題が発生する可能性があります

今回の問題は、田中投手ほどの選手ポスティングによる補償の上限額である20億円で手放さなければならない、という点。つまりメジャーに挑戦したい選手場合球団側に20億円以上の価値がある、と思わせてはいけないのです。

じゃあ選手側はどうすれば良いのかというと、それほどの価値がないように手を抜けば良いわけです。手を抜いて多少年俸が下がったとしても、メジャーに行って活躍すればばその分はすぐに取り戻せます(例:ダルビッシュ有投手日本では球界最高年俸レベルの5億円をもらってますが、メジャーでは6年で5600万ドル(約56億円)+出来高という、倍近い年俸になってます)。

ダルビッシュ投手最初から鳴り物入りで入団した特別選手としても、たとえば野茂投手場合、1年目は年俸980万でしたが、翌年は3年430万ドル(4億3000万)、またメッツ移籍後は1年292万ドル(2億9000万)で契約しています。つまり、多少手を抜いて日本での年俸が減っても、米国活躍できれば日本と同レベル以上の年俸が期待でき、そこで簡単に取り戻せるのです。

現在、将来のメジャー挑戦が目されている選手としては、カープ前田健太選手日ハム大谷翔平選手などがいます特に大谷選手高卒から直でのメジャー挑戦を当初は表明していたくらいですから、将来メジャーに行きたいという意思は強いでしょう。今回の田中選手ポスティング問題を見て、「20億円以下の価値プレイしかしない」となってもおかしくはありません。今後のメジャー志望選手の動向に期待です。

  • あのな そんな手を抜いて結果を残せるほど甘い世界じゃないんだけど 選手がどうしても行きたいというのなら簡単 移籍後に元球団に対して「個人が」金を払えばいいだけの話 自分の所...

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