日本語が難しい。長い文が難しい。とくに、外国語を翻訳したものがキツい。
英語の場合は単語の意味でつまずくことはあるが、意味はわかりやすい。
ある文章を例にとって説明してみよう。
英語の文章だと
私は 行かない そのパーティに、 そこでは 裸の老紳士が 阿波踊りをしながら 哲学を 語る、 思い出したので 苦い思い出を、 そこで 父親を 見つけた という。
といった感じになる文章があるとする。
「あー、パーティに行かないんだ。へえ、こういうパーティなんだ。ああ、こういう理由なんだ」といった感じにイメージしながら理解できる
私は、そこで父親を見つけたという苦い思い出のある、裸の老紳士が阿波踊りをしながら哲学を語るパーティに行かない。
この場合、最後の結論を読んでから、最初にもどって、イメージをしなおさないといけない。肯定の感情も否定の感情ももてないまあま、情報をストックしておいて、結論が出てからイメージしなおさないといけない。
もちろん、読み手に配慮できる人であれば、文章を区切って、イメージしやすくるすこともできる。
例えば
私はそのパーティには行かないことにした。苦い思い出があるからだ。そのパーティは裸の老紳士が阿波踊りをしながら哲学を語るというもので、私はそこで父親を発見したのだ。
という風に。
しかし、技術書などになると英語を翻訳して日本語の長い文にするだけで満足してしまう傾向が強く、「ちゃんと文章にはなっているけれど意味がわかりにくい」ということがよくある。その手の文章に直面するたびに強いストレスを感じる。頭のいい人は情報をストックしながら処理できるのだろうが、僕には無理だ。日本語は難しい。
読みやすい日本語のフォーマットというものを作れないものだろうか。とくに技術書などは、そのまま文章にするのではなく、一度噛み砕いて文章を再構成する決まりを作ってほしい。
>私はそのパーティには行かないことにした。苦い思い出があるからだ。そのパーティは裸の老紳士が阿波踊りをしながら哲学を語るというもので、私はそこで父親を発見したのだ。 そ...
たしかに。そっちのほうがイメージしやすいですね