家の軒下に母猫と子猫たちがいついてしまって、結局親族と協力して雄猫と併せて飼うことになった。
3匹のうち2匹は母猫と同じ真っ白な猫で残り一匹が黒い猫。
飼っている雄猫は黒と灰色の鯖トラだから、やはりうちの猫が生ませた子供たちではないかということだった。
子猫に近づこうとすると母猫が威嚇するという。
父猫は子供たちの面倒を見ることはしないでもっぱら母猫が子猫たちといつも一緒にいる。
いつの間にか他所のはちわれ野良子猫が紛れ込んできて、母猫はこの他の猫の子供にも授乳して世話をするようになった。
本能のままに行動する動物の姿を見ていると、やはり人間が知恵や理性で以て男女共同参画とか制度を作ったところで、
子供を育てるのは雌の役割で雄の仕事は種付けなのだなあと今更ながら実感させられる。
一応制度的に餌を提供する義務を負っている人間の男はまだ誠実なほうではないのか。
まあ雄にとってはどんな子供も自分の子供である決定的な証拠はないのだから、自分の資源を犠牲にしてまで子供に投資する気にはならんのだろうな。
人間の男が責任果たさずやり逃げしたがるのもこういう動物的本能から来る自然な行動原理なのかもしれん。
ちょっと驚いたのは、母猫が自分が生んだわけでもない子供にも授乳して実子同然に育てるということ。
自分の遺伝子が入っていない子供でも、赤子なら自然と母性本能が湧いて育てようとするのか。
自分の子供と他人の子供を弁別するだけの個体識別能力を動物は持っているのだろうか、どれぐらい識別できるのか、識別したとして実子とよその子との間に扱いに差は生じるのだろうか。
人間は下手に賢くなった分母性とか父性とかを出し惜しみするようになって、
結果として種族全体としての存続にとってはその知性がマイナスに働いているのかもしれない。
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