2009-03-17

ネット上での議論について

議論には、

が必要です。

特に「ゴール」を決めていないと最悪です。

それは議論ではなく、ただの意見押し付け合いになってしまいます。

これらが揃ってないのに、無理やり議論っぽいものを押し付けている場合、「人それぞれ」で返されてもしょうがないかと思います。

そもそも議論で「人それぞれ」って言われた人は、その相手(メンバー)に議論を行う意思があったのでしょうか。

会社などでその議論が必要だった場合は、事前に「アジェンダ」「ゴール」に関して共通認識を持っておくべきです。

それが出来ていないのに「『人それぞれ』で議論から逃げた」とか言ってないですか。

まあ、フェイス・トゥ・フェイスでは大抵の人(特に社会人)は議論ができてると思っていますが。

逆に、ネット上では匿名性が高いせいか、「議論」ができていない事が多いですね。

ネット上の掲示板ブログコメント欄という「場所」の場合、「ゴール」「期間」が明確でないことが多いから、ズルズル意見だけが伸びることが多いと認識しています。

さらに「メンバー(の意思)」もバラバラで、

  • ただ不満を言いたいだけの人
  • 自分意見が正しいと思い込んでる人
  • 「ゴール」を気にせず、意見の端々だけ拾う人
  • 参加者を混乱させることを面白がる人

を避けられないですね。

それでもメンバーの中に仕切る人がいて、それらの人たちの意見を明確にコントロールできるなら、ネット上での議論も可能かと思われます。

  • 仕切る人は、「議論」に必要なものを揃えましょう(特に「ゴール」と「期間」)
  • 仕切る人は、自分意見押し付けないようにしましょう(ある意味馬鹿」になりましょう)
  • 仕切る人は、他人の意見を「ゴール」に向かうようにコントロールしましょう(必要なら排斥も)
  • メンバーは、「ゴール」「期間」までは責任を持って「議論」を行いましょう

上記のことができれば、ネット上でも議論が可能かと思います。

ただ、ネット上では誰かが仕切ることを嫌う風潮が強く、「議論」のコンセンサスを取ることすらできない状況が多々ありますね。

  • 仕切る人が出てきたら、参加者は仕切られましょう

こういう風潮がネット上の議論の場所に作れるかどうかですかね。

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