特定の研究室にお世話になります。
22歳からの数年間は、その後の人生に大きな影響を与えます。
(電波教授が指すものは、研究能力がなく、それを補うために学生の業績を食い物にしている人です)
電波教授の武器はしゃべりです。しゃべりによる誤魔化しで生き延びているといっても過言ではありません。
電波教授は大学1年生で習う微分積分や線形代数がまったくできません。
使うか使わないかは別として、これらは研究を行う上での共通言語ですので、
従って、最先端の研究などできるはずもありません。
それは論文になるかもしれませんが誰も読みませんし、未来永劫役に立つこともないでしょう。
ですが、少なからず理論(論理)というのはある程度の正しさを担保しています。
一方、電波教授が指導する研究は、妄想と嘘が散りばめられています。
そんなものが未来永劫役に立つことはありません。
そんな電波教授は、理論上非常に難しいことが明らかなことでさえも「できる」と言い張ります。
でも、少し勉強すればわかるのですが、それらは無理なのです。
無理なことをできるようにするのが研究だとしても、
地道な努力の末のブレークスルーです。
夢は夢であり、目標とは異なります。
さて、研究ができない電波教授は、他人の研究(特に修士の研究)に便乗します。
本来、研究の内容に関わっていなければ、
しかし、日本では少なからず便乗が黙認されています。
研究者の仕事は表面的に見れば論文を書くことですので公開論文リストを作ります。
これをホームページ等に載せてあると思いますが、
電波かどうかは別として、これはかなり最低な行為だと思います。
しかし、政治家同様、横のつながりは研究費を獲得する上で重要です。
だから、馬鹿とも我慢して群れあわなくてはいけません。
それでも、圧倒的なレベル差から共同研究に発展することはまずありません。
特に輪読を一緒にやることはないと思います。
ですから、数学、基礎物理学、基礎化学のような歴史ある発展しきった領域には電波教授はいません。
(これらの分野の進歩は日進月歩(止まってる?)であり退屈ではあります)
電波教授の多くは、新しい分野をでっちあげ、電波用語を駆使し、
言うまでも無く、彼らに教わる学生は悲惨です。
それでも365日研究職という肩書きを背負っています。
交通費や宿泊費の他に飲食費もでます。
これらをやりくりして、
プチ旅行を楽しむのが彼らの唯一の仕事上の楽しみだといっても過言ではありません。
一方、出張するということは、貴重な研究費と研究時間をドブに捨てる行為に他なりません。
このような観点からも出張の多い研究者は研究ができないと考えていいと思います。
特に発表もせず(学生の発表に便乗して)学会等へ参加してる人は完全にアウトです。
博士過程に進みたくなります。
野心的な人が自然と集まります。
修士から博士へ進学する際に研究室を変更することは難しいので、
逆に、研究能力無しで、いかにして業績を水増しするテクニックを学べるという点で
興味深い環境ではあります。
これからの若い人が変な教授とめぐり合わないよう祈っております。
上記のことが少しでも参考になれば幸いです。
追記
http://anond.hatelabo.jp/20070920135305
とは違う人です。この人の話を聞いてみたいです、と要望を出してみる。
退学願いを提出した俺に対し、「裏切られた気分だ」と教授がのたまった。 うっせぇ!!俺に頼り過ぎてたお前のミスだよっ!! 一介の学生に過ぎないはずの俺が、どれだけ自分の時間を削っ...
修士課程へ進む人は2年間、博士課程へ進む人は5年間、 特定の研究室にお世話になります。 22歳からの数年間は、その後の人生に大きな影響を与えます。 しかし、悲しいことに大学の教...
適切な観察と分析。 特に、自分にいまいち自信の無い学生が他のラボに敷居の高さを感じている時に、初対面では人当たりがよくて「自分でも受け入れてもらえそう」「自分の力をここ...
妙に納得した。
増田も苦労してるんだろうなぁ。 結局、学生の運命を握るのは教授なんだよな。 教授の言う宣伝文句に惹かれて、高い理想を持って研究室に入ったら、半年で心身ともにボロボロにな...
http://anond.hatelabo.jp/20070921072110 そういえば俺の大学にも、やたら偉そうな態度で授業でしゃべって学生に授業と関係ない本を売りまくって (売り子は研究室の院生)、実質の授業はその本...
俺が教授に対して不満に思ってたことが、大体内包されてるなぁ。 特に電波教授の見つけ方で注意すべきところは 最近の発表論文に著者名が書かれていない という点だろうな。 ...
http://anond.hatelabo.jp/20070921222900 実験系で教授がファーストとりまくりってのは逆に警戒すべき条件に値すると思うけど.
それなんてウチの研究室ですか? 入った後で知りました。この学会界隈で、「論文を書かせてくれない研究室」として有名であることを。
「書かせてくれるけど、自分の名前で投稿させてはくれない」研究室とどっちがいい?
いや,それ同じ意味だし まあ,教授自ら書いてファーストが学生という神様なのか奴隷なのかよくわからない研究室もあるから,単に逆だと思えば腹も立たない?
さっきの者ですが、現状は「書かせてくれない上に、書いたところで1stはBOSS」です。
そうですか
こういう教授ってどれくらいいるんだろ? これを書いた人がいた研究室の教授の話を一般論であるかのように書いてるだけに見える。
一番多いのは教授になってからの論文が1報もない教授だけどね
なんでそういう人聞きの悪い物言いしかできないんだあんたは 「私は日本の大学の概況を知るほど見聞が広くありませんが、少なくとも私自身はいい教授に恵まれ平和且つ順調な研究生...
その通りだ. 私は気付くのが遅かった. 現在は博士課程の修了審査中だが,辞めたい気分でいっぱいだ. 今学位を手に入れて一体何になるのかわからない.
学位を取って何になると思ってたの? でも、学位を取るための過程は絶対に役に立つ。 武器になると思う。
http://anond.hatelabo.jp/20070921072110 上のエントリーとは少しズレるけれど、一学生として最近思うこと。 教授は研究すべきなのだろうか、と。 博士課程は勿論だが、助手(助教)までは自...
http://anond.hatelabo.jp/20070922011149 やはり、まず第一に研究能力ではないだろうか? 研究能力が無くていったい何を教えられるのだろうか? 大学の教育とは何を教えるところだろうか? ...
脱線をさらに脱線させてみる。 生化学とか生物物理とかの世界に何年かいたんだけど、そこで自分が感じたことは、 往々にして教育に強い教員は研究という面でぱっとしないし、 華々...
教育って言うのは、具体的に何を教えてもらうんですか?
その考えだと、超優秀でコンスタントに研究成果を残す人が報われない。 教育よりも研究に向いている人がいるわけで、そういう人らが教授になれなと成果に見合った給与が与えられな...
ははは、俺の友人の事例にそっくりだ
ははは、みろ!安倍首相がいるぞ!! 対応をみると、ちょっと子供だな。