2007-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20070922011149

脱線をさらに脱線させてみる。

生化学とか生物物理とかの世界に何年かいたんだけど、そこで自分が感じたことは、

往々にして教育に強い教員は研究という面でぱっとしないし、

華々しい業績を上げている教員は教育には無頓着

というか教えなくても自分で這い上がってくるような優秀な学生しか可愛がらない。

で、その学生論文の著者リストの一番最後に名前を載せると。

研究教育も両方とも強い教員というのはとても少ない。トップクラス大学にも。

あしかたないことだと思う。

教育に力を入れれば研究はその分進まなくなる。

研究をしないでいれば最新の知見も急速に過去のものになる。

古いことをいくら教えても一流の研究者は育たない。

要するに大学院学習するところじゃないんです。四年制大学に毛が生えた程度のものじゃない。

力があって、かつ自分で戦略的に努力できないとあの世界では生き残れない。

教員なんて飾りです。引退した後も楽して名誉を保っていたい教員の言い訳

んでついて行けなかったやつは研究諦めてこうやってSEやってると。

結局最後はグチかよ。まあこんな時間帯ですから。

毎日充実しているようでも、こういうのみると思い出すなぁ。共鳴してしまうと言うか。

記事への反応 -
  • 退学願いを提出した俺に対し、「裏切られた気分だ」と教授がのたまった。 うっせぇ!!俺に頼り過ぎてたお前のミスだよっ!! 一介の学生に過ぎないはずの俺が、どれだけ自分の時間を削っ...

    • 修士課程へ進む人は2年間、博士課程へ進む人は5年間、 特定の研究室にお世話になります。 22歳からの数年間は、その後の人生に大きな影響を与えます。 しかし、悲しいことに大学の教...

      • http://anond.hatelabo.jp/20070921072110 上のエントリーとは少しズレるけれど、一学生として最近思うこと。 教授は研究すべきなのだろうか、と。 博士課程は勿論だが、助手(助教)までは自...

        • 脱線をさらに脱線させてみる。 生化学とか生物物理とかの世界に何年かいたんだけど、そこで自分が感じたことは、 往々にして教育に強い教員は研究という面でぱっとしないし、 華々...

        • http://anond.hatelabo.jp/20070922011149 やはり、まず第一に研究能力ではないだろうか? 研究能力が無くていったい何を教えられるのだろうか? 大学の教育とは何を教えるところだろうか? ...

        • その考えだと、超優秀でコンスタントに研究成果を残す人が報われない。 教育よりも研究に向いている人がいるわけで、そういう人らが教授になれなと成果に見合った給与が与えられな...

      • 適切な観察と分析。 特に、自分にいまいち自信の無い学生が他のラボに敷居の高さを感じている時に、初対面では人当たりがよくて「自分でも受け入れてもらえそう」「自分の力をここ...

      • 妙に納得した。

      • 増田も苦労してるんだろうなぁ。 結局、学生の運命を握るのは教授なんだよな。 教授の言う宣伝文句に惹かれて、高い理想を持って研究室に入ったら、半年で心身ともにボロボロにな...

      • http://anond.hatelabo.jp/20070921072110 そういえば俺の大学にも、やたら偉そうな態度で授業でしゃべって学生に授業と関係ない本を売りまくって (売り子は研究室の院生)、実質の授業はその本...

      • 俺が教授に対して不満に思ってたことが、大体内包されてるなぁ。 特に電波教授の見つけ方で注意すべきところは 最近の発表論文に著者名が書かれていない という点だろうな。 ...

      • こういう教授ってどれくらいいるんだろ? これを書いた人がいた研究室の教授の話を一般論であるかのように書いてるだけに見える。

      • その通りだ. 私は気付くのが遅かった. 現在は博士課程の修了審査中だが,辞めたい気分でいっぱいだ. 今学位を手に入れて一体何になるのかわからない.

    • ははは、俺の友人の事例にそっくりだ

    • ははは、みろ!安倍首相がいるぞ!! 対応をみると、ちょっと子供だな。

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