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はてなキーワード: 常識的とは

2024-06-01

anond:20240531110922

いやー常識的に考えてお前の感覚は正しいし、その女とは遅かれ早かれ上手くいかなかっただろう

お前は正義弱者男性だ。リベラルフェミニストに何を言われても気にするなよ

2024-05-28

論戦の結果を踏まえた実力の順序

米山知事 > ひろゆき > ふーみん > へずまりゅう > syamuさん

論戦の結果をまとめると、こんな感じか。

上位の論者が下位の論者に対して常識的立場から説諭を行い、場の空気感がおおよそ固まった順。

ある場面で規格外と評された論者も、自分より更に規格外の論者とぶつかった時には常識的説諭を行う。

例:米山知事ひろゆき論理破綻を指摘する https://www.youtube.com/watch?v=eOz1CzMBmuQ

  ひろゆきがふーみんの価値観をたしなめる https://www.youtube.com/watch?v=AvoO-5v-S1A

  ふーみんがへずまりゅうの言動を注意する https://www.youtube.com/watch?v=qZ3v1NjfIFA

  へずまりゅうがsyamuさんの暴走フォローする https://www.youtube.com/watch?v=Z3bnmycD_4I

一部、出身偏差値の順番から外れたところもあるので、偏差値を重んじるふーみんには捲土重来を期待したい。

すごい詭弁だなこいつ

この増田が、奢られた以上は女は礼節を尽くせ!と説教

まず第一に「礼節を尽くす」てあんたはどういう意味意図で言ってんの?

ものっすごい丁重なお礼をするようなイメージ

元増田は「最低限のマナーしか求めてないのに、それをさりげなく言い換えるのはまず詭弁だよね?

女性は奢られたら男様に感謝しなきゃいけないらしい。

女性は」ではなくて「(社会)人として当たり前」レベルの話だと元増田は言ってるよね。

それをまたさりげなく言い換えてるのは詭弁だよね?

でもそれは男の世界だけの正論だって分かれ。

「おごってもらったらお礼を言う」という人として当たり前の最低限のマナーがいつから男の世界だけの正論になったんですか?

女性ちょっと感謝したら、その数千円の数倍以上の熱量で男が発狂してくるケースなんてザラにあるんだわ。

ざらにある=べつに珍しくも何ともない、むしろありふれていると言えるさま。

すごいさりげなくまた詭弁だよね。そういう男がいることを否定しないが、流石にレアケースだろ。そんな男が珍しくもなくありふれてたら日本治安もっと悪いと思いますが。

ケーキを奢ってもらったことに少し感謝しただけで、女性両思いなんだって勘違いして、ホテルに無理やり連れ込もうとしたり、挙句ストーカーになる男めちゃくちゃいるんだよ。

それってあなた特定の嫌な思い出話では? 同情しますが「めちゃくちゃ」は絶対に盛ってるよね?

から女性は奢られただけで感謝するとか、相手に媚びるとかしちゃいけないの。めちゃくちゃ危険からそれ。

繰り返しになりますが、女性は以前に他人からご馳走してもらったらお礼を言うのは人として当然の最低限のマナーです。

元増田自分はそんな男じゃないつもりなんだろうけど、それって女性から見て判断できないからね?お前がヤバ男じゃないと数回会っただけで判断できるのはエスパー能力者だけだよ。

ここで唐突に「元増田氏がヤバ男かもしれないので女が失礼な態度をとっても仕方ない」という意味の話をされてますが、なんの根拠もない決めつけ過ぎて超失礼だしこれも詭弁だよね?

本当は女性だって奢ってもらったら感謝もしたいよ、礼節を尽くした対応をされたらそれに応じたいと思ってるよ。常識的にそういう思想があるのは当たり前だよ。

でも、ヤバ男たちがいるせいで女性はそうできないんだよ。お前ら男の一部個体ゴミすぎるせいで、女性は否応なしに失礼な態度を取らないといけないようにさせられてるわけ。

この主語って「女性は」じゃなくて本当は「自分は」だよね?

あなた個人的な嫌な記憶から拗らせた方ですね?

女性が驕り高ぶってから失礼なんじゃなくて、男の加害が女性をそうさせてしまったんだよ。そこを個人問題女性全体の問題にしちゃうのは全然想像力がないし、めちゃくちゃ女性蔑視的だな〜って感じる。

あなた個人には同情しますが、個人のその体験で「女性をそうさせた」はいくらなんでもクソデカ主語過ぎますし、元増田女性全体の問題にしていません。人として当たり前の話をしています

人として当たり前という話を勝手女性の話にすり替えた上で、自分の嫌な経験に基づく偏見的な思考を垂れ流すのは普通に迷惑からやめましょう。お母さんが泣いていますよ。

こちらからは以上です

anond:20240527182715

2024-05-27

女性リスクに思い当たらないアホ多すぎ問題

anond:20240527132148

この増田が、奢られた以上は女は礼節を尽くせ!と説教

ブコメ大人気で女には常識がないの大合唱

女性は奢られたら男様に感謝しなきゃいけないらしい。

うん。正論だね。最低限のマナーだね。

でもそれは男の世界だけの正論だって分かれ。

女性ちょっと感謝したら、その数千円の数倍以上の熱量で男が発狂してくるケースなんてザラにあるんだわ。

ケーキを奢ってもらったことに少し感謝しただけで、女性両思いなんだって勘違いして、ホテルに無理やり連れ込もうとしたり、挙句ストーカーになる男めちゃくちゃいるんだよ。

から女性は奢られただけで感謝するとか、相手に媚びるとかしちゃいけないの。めちゃくちゃ危険からそれ。

元増田自分はそんな男じゃないつもりなんだろうけど、それって女性から見て判断できないからね?お前がヤバ男じゃないと数回会っただけで判断できるのはエスパー能力者だけだよ。

本当は女性だって奢ってもらったら感謝もしたいよ、礼節を尽くした対応をされたらそれに応じたいと思ってるよ。常識的にそういう思想があるのは当たり前だよ。

でも、ヤバ男たちがいるせいで女性はそうできないんだよ。お前ら男の一部個体ゴミすぎるせいで、女性は否応なしに失礼な態度を取らないといけないようにさせられてるわけ。

から元増田もその女性を叩くなよと言いたい。

女性が驕り高ぶってから失礼なんじゃなくて、男の加害が女性をそうさせてしまったんだよ。そこを個人問題女性全体の問題にしちゃうのは全然想像力がないし、めちゃくちゃ女性蔑視的だな〜って感じる。

プライドけが高くなりすぎると自分自身との信頼関係崩壊する

言動逆張りしか出来なくなるのでやりたいことも出来なくなる。

人間関係崩壊しているのにエゴサをし、自ら不幸になる努力を始める。

ストレス発散に買い物をし、ネットで買った得したを連呼するも人間関係崩壊しているため承認欲求は満たされない。

酒などに依存せずとも脳内物質バランスが崩れ、情緒不安定にになり感動を求めて奇行に走る。

最終的には常識的な行動ができなくなり、薬や犯罪に手を染めても自覚すら出来なくなってしまうのだろうか。

2024-05-26

長年ブログをやってても泣かず飛ばずだったのにtogetterではわずか7ヶ月で1000万PVを達成してしまった

適当に手抜きで他人発言をまとめたものの方が圧倒的にバズるPVも尽くし報酬も得やすいのがわかってブログへの熱意が冷めてしまった。こういうのをアンダーマイニング現象っていうんだっけか。

しかしこの1000万すら、今のインターネットでは砂粒みたいなもんなんだろう。そもそもツイッターでは月1500万PV収益化条件=そのくらいは当たり前のようにみんなクリアしている人がゴロゴロいるってことだ。YouTubeとかTikTokではもっと恐ろしい世界が広がっているらしい。しらんけど。結局のところ、インターネットは「いかにしてインフルエンサーと絡むことができるか」「いかインフルエンサーに絡めるか」が全ての世の中になりつつあって、現実世界よりずっと階級が明確で、影響力の格差も桁違いだ。 控えめな人間常識的なことをいう人間は目立つことがない。かといってズルをして他人のバズツイートやバズった記事寄生しているといつまでたってもただの虫けらだ。どうすればいいのだろう。頑張ってオフ会かに参加して凄腕の人とかと顔見知りになって、そこから食い込んでいくしか道はないのだろうか。そりゃこんな世の中なら、インフルエンサーの人たちは弱者を食い放題だろうな。

2024-05-25

anond:20240525170256

介護現場などは弱者女性が支えているし、ゴミ収集道路工事など末端の社会インフラ弱者男性が支えているよ

常識的な水準で社会に目を向けて生きていればそのくらいわかると思うが

anond:20240525170156

介護現場などは弱者女性が支えているし、ゴミ収集道路工事など末端の社会インフラ弱者男性が支えているよ

常識的な水準で社会に目を向けて生きていればそのくらいわかると思うが

anond:20240525165744

介護現場などは弱者女性が支えているし、ゴミ収集道路工事など末端の社会インフラ弱者男性が支えているよ

常識的な水準で社会に目を向けて生きていればそのくらいわかると思うが

anond:20240525165715

介護現場などは弱者女性が支えているし、ゴミ収集道路工事など末端の社会インフラ弱者男性が支えているよ

常識的な水準で社会に目を向けて生きていればそのくらいわかると思うが

anond:20240525165621

介護現場などは弱者女性が支えているし、ゴミ収集道路工事など末端の社会インフラ弱者男性が支えているよ

常識的な水準で社会に目を向けて生きていればそのくらいわかると思うが

anond:20240525165442

介護現場などは弱者女性が支えているし、ゴミ収集道路工事など末端の社会インフラ弱者男性が支えているよ

常識的な水準で社会に目を向けて生きていればそのくらいわかると思うが

anond:20240525165056

介護現場などは弱者女性が支えているし、ゴミ収集道路工事など末端の社会インフラ弱者男性が支えているよ

常識的な水準で社会に目を向けて生きていればそのくらいわかると思うが

anond:20240525164648

介護現場などは弱者女性が支えているし、ゴミ収集道路工事など末端の社会インフラ弱者男性が支えているよ

常識的な水準で社会に目を向けて生きていればそのくらいわかると思うが

anond:20240525161312

介護現場などは弱者女性が支えているし、ゴミ収集道路工事など末端の社会インフラ弱者男性が支えているよ

常識的な水準で社会に目を向けて生きていればそのくらいわかると思うが

anond:20240525092856

自分常識的で正しい人という設定だけに依存してて

それが主観判断しかないって話を返されてるのに

まともに論理対応できなくて罵倒マウントするだけになってるの、絶対自分自覚あるわな。

anond:20240525092351

君がどう思うかとか君の屁理屈なんか価値いね

それを聞いた常識的人間がどう思うかやで

いっつも自分主体のみで考え客観性が欠如してるから君は失敗続きやねん

めっちゃ鋭いブーメラン投げてくるじゃん。

君の主張もまるっきりそれだよ。

anond:20240525091938

頭が悪いって話をしてるんやで

君がどう思うかとか君の屁理屈なんか価値いね

それを聞いた常識的人間がどう思うかやで

いっつも自分主体のみで考え客観性が欠如してるから君は失敗続きやねん

2024-05-20

セッ○スに興奮できなくて悩んでる

私は大学生処女被虐趣味のあるドMです。

彼氏と付き合い始めて半年。いまだにセック○できてません。

初夜セック○できなかったのはお互い処女童貞だったことが原因ですが、その次からは私が何かと理由をつけて断っています

初夜で気付きました。私本当にセッ○スに興奮できないんです。

から私は被虐趣味を拗らせていて、男の人に跪いてエロいことをさせられる小説やらAVやらを摂取してきました。痴○、露○、調○モノは毎日ます

今でもツイッターで溢れてるフェミvsアンフェのやり取りのアンフェの言葉を読み漁っては興奮するくらい頭のおかしドMです。男尊女卑大好き(リアルでそうなれとは思ってないし、フェミニストを応援しています)。

そんなだからか、彼氏普通にセックスしようと思ったら何にも興奮できなくて困ってます彼氏常識的だし優しいです。気遣いもできる。前戯もやってくれる。

ただ私が興奮できないだけで......。

しか彼氏SMのSをやってもらっても興奮できないだろうなぁと思っていますあくま合意セック○になってしまうから

過去SMしていたときも、わざとおじさんを選んでメッセージのやり取りをしていました。

合意SMに本気になれず、“おじさん”にしていただくことで不同意SM感を出したかたからです。本当に言葉が悪いのですが、モブレのモブ清潔感がなく油ぎっていて太っていて毛深いほうが好きなんです。

彼氏アニメ好きのオタクですが、最低限の清潔感があり理想モブおじっぽい風貌ではありません。例え理想モブおじの容姿でも彼氏である時点で興奮できないとは思いますが......。

一応今の所彼氏とはうまくやっているつもりです。セッ○スできない代わりにフェ○は毎回しています

ただ、興奮できず冷め切ったままのセッ○スをするのはやっぱり無理です。1mmも濡れないし、彼氏に好き好き♡みたいなことを言うのも苦手だし、彼氏申し訳ありません。

1番の解決策は興奮できない状況でも濡れるようにすることだと考えていますが、現実的ではないように感じます

どうしたらいいでしょうか。

ここに書くのは間違ってるかもしれませんが、もしよろしければご教授ください。

2024-05-17

anond:20240517213250

まあ女だと例えば常識的な「おはようございます」の挨拶しただけで「俺に気がある」って勘違いして

ストーカーにまでなるような童貞たくさんいるから質を問わず彼氏作る「だけ」なら男よりはイージーかもな

anond:20240516090439

昼ならおしゃれなカフェ

夜ならおしゃれなイタリアン居酒屋とかだろ

そんなん常識的に分かるだろ…

2024-05-16

夜職の女とか常識的に考えてホスト漬けなんだから難易度高いだろ……

anond:20240515221358

続きです。

しかし、結果的に言うとマンガ部も違った。こんな言い方が正しくないのは分かっているが、みな意識が高すぎるのだ。真面目にマンガに取り組もうとしている人たちばかりだった

「人は経験したことだけしか描けない」という信念のもと、学外活動にも熱心だった。いろいろな経験を積むことで、その経験作品に、キャラクターに深みを与えるのだと。マンガが好きだからマンガしか読んでない奴には面白いマンガは描けない。そう断言してはばからない人たちだった

しかし俺はその考えには否定的だった。なぜならエロ自由からだ。エロく感じるなら現実など無視して良い。腹ボコ子宮姦も感度3千倍もリットル単位の精液も、どれも現実にはありえない。だがありえないからこそエロいのだ。現実に縛られずに自由に描けるからエロマンガエロ同人エロいのだ

そして俺は漫画家になりたいのではない。エロ二次創作がしたいだけだったのだ。そのためだけに絵を練習してきたのだ。男などは描きたくはないが、竿役がいないと始まらないので仕方なく練習した。毎回毎回異空間に閉じ込める訳にも行かないから、背景も勉強して練習した。もちろん女体もしっかり練習した。だがしかし精緻な設定も重厚ストーリー人生経験エロ同人には必要ないし、そもそも俺にそんなものを生み出せるはずもない。生み出そうという気持ちすらない。俺にとって重要なのは読子まほろさんをんほおさせること。それだけだから

とはいえ先輩方の絵は上手かったし、デッサン勉強会なども定期的に行われていて、同期で入ってきた部員も何人かいたので、しばらくはこのままでいいかと思い、部に残ることにした。表向きは俺も漫画家志望だということにして

マンガ部では定期的に部誌を発行しており、部員は全員それに載せる作品を描くことが義務だった。作品を落とすことは一度目はセーフだが二度目はペナルティ部員全員に食事を奢る、部誌の印刷代を出すなど)を課すという厳しいものだった。なので落とす人はほとんどいなかった。が、これに毎回苦戦していたのが俺だ

だってそうだろう。自分が一から考えたマンガなど、俺は一度も描いたことがない。ストーリーがあるマンガも描いたことがない。だが見様見真似でコマを割ることを覚えたりと、マンガ形式を少しづつ学べたのは良かったと今でも思う

そうして大学生活や部活動にも慣れ始めた頃、ついに俺は念願を実行に移すことにした。そう、エロ同人作家としてデビューすることだ

いきなりコミケハードルが高すぎるし、何よりもサークル当落があるので、本ができても落選では意味がない。だからまずは手近なイベントにしようと俺は考えた。ネタとしてはやはり、当時人気だった「おねがい☆ティーチャー」が鉄板だと俺は予想した。印刷所も手配し、同期にも手伝ってもらって原稿も描き上げた。この同期は真面目でエロマンガエロ同人などには良い感情は無かったが、それでもマンガであることには変わりはないと割り切って手伝ってくれた。マンガとして成立しているかもきちんとチェックしてくれた。コマ運びや大ゴマの使い方など、エロしか描けない俺の絵を「マンガ」にしてくれたといっても過言ではない。ただ、俺が本当にやりたかったのがまさにエロ同人だったと知っていたら手伝ってはくれなかっただろう。そういう意味では騙したみたいで、今でも時々申し訳無さを感じる

そうして出来上がった俺の初のエロ同人誌は、自画自賛だがなかなかのものだったと今でも思う。もちろん今から見れば何もかもが荒削りだし、絵だって素人にしてはまぁまぁ、というレベルだ。当時と今とでは要求されるレベルが違うが、それを勘案すれば「まぁまぁ」だった(今基準ならクソ認定されるかもしれない)

そして結論から言うと、俺のこの初エロ同人誌は完売した。ビビって100部しか刷らなかったのを後悔した。初めてのイベント参加で、初めての本なんか売れるわけがない。そうネットでは言われていたので、100部というのもかなりの冒険だったのだけど、当時は最低ロットが100部からだったので仕方なかった。今のオンデマンド方式なら部数は自在から、30部ぐらいにしていたかもしれない。それはともかくとして

初めてのエロ同人完売したという事実に俺は喜びに打ち震えた。たった100部とは言え、初めての参加で初めての本だ。それの「完売」の勲章は何物にも代えがたい。今までの努力が認められた気がした。エロ同人作家として価値を認めてもらった気がした。子供の頃からなりたかったエロ同人作家に、いちおう俺はなれたのだ

そこから俺はイベントごとにコンスタント新刊を出すようになっていった。この頃にはとらのあなが最大勢力で、信長書店メッセサンオーといった同人を扱うショップも多くなってきた。一方で長年お世話になっていたLLパレスは悲しいことに規模を縮小していったが、こういうショップが勃興することで、俺は部数をどんどんと伸ばしていった。イベントで売れ残っても、その在庫ショップが引き受けてくれるのだから、スペースの限界まで持ち込めるのだ。100部から始まった俺の本の印刷部数が4桁後半になるのもあっという間だった。実家から離れて一人暮らしを始めたのもこの頃だった

一方で同人活動にかまけて、学業どころか大学生活が破綻するようになった俺は留年危機を迎えていた。おまけに世は就職氷河期真っ只中である。だが俺はまったく気にしていなかった。この頃の俺は1000万円以上の収入エロ同人から得ていたからだ。就職卒業もする意味理由も俺にはまったくなかった。が、親に懇願されたのもあって、卒業だけは一応しておくかと思って追試でどうにかなった。大学側の温情も多分にあってのギリギリ卒業だった

から就職をどうするのかと何度も問い詰められた。いまの状況ではまともな就職など出来ない。だからしばらくフリーターをやると言うと、それなりに納得していたようだった。エロ同人作家フリーターも似たようなものだ。だから俺はここで本当の「エロ同人作家」になった。大学生のお遊びではない、本物になったのだ

さて、無事に大学卒業して「職業エロ同人作家」となった俺は、変わらずに活動を続けていた。好きなアニメゲームを見ては妄想股間を膨らませて、いかにこのキャラアヘアヘ言わせるかだけを考えていた。清楚なタイプならギャップ萌えダブルピースも悪くない。ロリロリでもアリだ。ちょうどこの頃はメスガキ分からせという概念も生まれつつあって、それに乗った俺は絶好調だった。少なくとも表面上は

だが、当時は分からなかったが実は俺はほんのりとスランプを感じていた。マンガ技術は桁違いに向上したし、画力だってプロと比べても遜色ないほどに腕を上げた。しかしやってることや描いてる内容は最初デビュー作品から何も変わっていない。いや変えられなかったからだ。技術レベルは上がっても、「中身」は小学生レベルなのだ小学生の描くバカみたいなマンガプロが清書してるだけのようなものなのだ。誰を描いても、何を描いても「うんこ! おしっこ! ギャハハ!」だ。そういうものを延々と再生産しているという事実に気がついた時、俺はゾッとした。結局のところ、俺はエロ同人作家」としては何も進歩進化もしてないのではないか。そう思った

学生の頃、マンガ部の真面目な先輩たちが真面目にマンガを描いていたのを見て、意識が高くて違うなぁと思った。俺にはそんなもの不要だと考えた。エロ同人必要なのは、一にも二にも画力エロスだけだ。そう信じていたが、そうではなかった、エロとはそんな単純なものではない。…俺はそんな風に段々と思うようになっていった。エロスとは人間真実を浮かび上がらせる深奥なる営みの一部なのだ、と。今頃になって先輩たちの「人は経験したことだけしか描けない」という言葉が俺の心をえぐるようになっていった

しかるに今のこの俺はどうだ。実際のセックスなど知らずに、小中学生妄想をただ絵で表現しているだけの、エロスも人間も描いていないただ手先が器用なだけのバカなのではないか小手先エロい絵を描いてるからある程度評価されてるだけで、「作家」としての評価は下の下なのではないか

俺は「漫画家」になりたかった訳では無い。ただエロ同人作家ありさえすれば良かった。だがエロ同人作家であろうとするなら、同時に「漫画家」的な資質要求されるのだということを、俺はようやく思い知った。エロいからというだけで、設定など無視してキャラアヘ顔ダブルピースをさせるなど、そもそも作品理解していないから出来ることだ。果たしてそれは二次エロとして正しいのか。エロ同人作家としてあるべき姿なのか。そんなことを突きつけられた気がした

から思えばそれは事実だった。だが当時の俺に、その事実を受け入れ、飲み込む度量はなかった。なまじ売れていたからこそ、自分が真のエロ同人作家ではないという事実が受け入れられなかった。あれほど憧れたエロ同人作家として成功したというのが、すべて幻だった、勘違いだったなど受け入れられるはずがない

から俺は、「本当のセックス」を知るためにまず風俗に行くことにした。実際のセックス体験すれば、それが何らかの形でマンガフィードバックできると考えたからだ。そのフィードバックを得られれば、俺は一つ上のエロ同人が描けるようになる。そう信じた。マンガ部の先輩たちが言っていた「人は経験したことだけしか描けない」という言葉に、今更のように俺はすがった

だが、「実際のセックス」は俺の求めたフィードバックインスピレーションも、何も与えてはくれなかった。実際のセックスはさほど刺激的でもなく、快感という点でも右手に大きく劣るという有り様だった。しかし一つだけ大きな学びがあった。「セックスはいうほど気持ちよくはないが、しか女の子イチャイチャするのはたまらなく心地良い」のだ

話は少し前後するが、俺は外面が良いというのは何度も書いた。芸能人レベルイケメンとまでは言わないが、雰囲気イケメンぐらいではあった。身長だって175センチあって、武道で鍛えてはいたので細マッチョだったから小中高と女子には受けは良かった。告白されたことも何度かある

でも俺はそれらを断った。なぜか? それは真実を知ることで幻想が壊れることが怖かったからだ。そして己の欲望ありのままにぶつければドン引きされるのが分かっていたからだ

俺とて子宮姦など現実にはできないことは知っているし、そんな長大なナニも持ち合わせてはいない。感度3千倍なら脱法ドラッグあたりなら何とかなるかもしれないが、それとてリスキーが過ぎる。なにより俺には妹がいると最初に書いたが、そのせいで「現実の女」に対する期待値などゼロだった。「人語を一応は解する邪悪な獣」である妹が俺の中では現実若い女性のモデルケースだったので、そんなのの類似品と「お付き合い」など出来るはずがないし、したくもなかった。故に俺はセックスへの憧れ、期待を持ちつつも実行には至らなかった。現実女子などは鬼神のごとく敬して遠ざけるのが最良なのだ

とはいえ性欲は人並み以上にあったので、ヤりたい気持ちは常にあった。ヤれそうなタイミングもあった。しかエロ同人的な世界観内面化している自分が、常識的セックスで満足するとは思えなかったから踏みとどまれ

話を戻すと、いざ実際に現実女子と致すと、なるほど予想の通りにさほど気持ちよくはなかった。全くの想像以下だった。しかし、事前事後に快感とは別の多幸感のごときが押し寄せてきたのだ。これは予想外、想定外だった。幸せホルモンがドバドバと脳内に分泌されている。セックスとは竿の快楽だと考えていた自分にとっては、これは盤外戦のような感覚だった

だがこの感覚マンガフィードバックはできない。竿役のおじさんや触手多幸感を感じたというのをどう表現しどうエロ昇華できるというのか。悩み、迷走した結果、俺は今まで通りの路線で続けることにした

ところでこの頃、自身の迷走もあって売上はよくて現状維持ネタによっては大きく落ちることもあった。かつて数千部を誇った発行部数在庫として積まれるようになっていった。そして何度も言って恐縮だが、俺は外面はまぁまぁいい。高校生の頃からの習慣で、イベントには常にピシッとした装いで参加していた。それは落ち目になったこの時でも変わらなかった

後にどこかで聞いた話だが、腐女子などもイベント参加のために気合の入れた服や装いを用意するらしい。大事同人イベント敬愛するサークルのスペースに訪問するのに、勝負服を着ないでいつ着るのか、という文化があるらしい。俺の装いへのこだわりもそれに近い、と感じた。俺はエロ同人誌が好きだった。それが頒布されるイベントも好きだ。それへの、そこへの敬意として正装をする。それらに対して恥ずかしくない格好をする。もちろん自分なりの、ではあるけれど、それが「礼儀なのだと俺は思う

そして迷走してはいものの、まだある程度の売上があったこの頃、この俺のファンだと名乗る女性サークルスペースに現れた

まだ続きます。。。

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