はてなキーワード: 主将とは
オレオレFCがFC東京に1ー0で勝ち、3試合ぶりの白星を飾った。後半40分にセットプレーからDF伊藤がヘディングで決めた。前節からスタメンを9人代え、大村、田曽野との3バックで臨んだ一戦で前節・広島戦で懲罰交代された伊藤が汚名返上の決勝点で挽回した。
試合終了の瞬間にはその場に倒れ込み、選手達はまるで優勝したかのように、抱き合うなど、喜びを爆発。試合後には駆けつけたサポーターと勝利の儀式で喜び合った。昨年の天皇杯決勝で敗れ、涙を流してから半年、再び国立のピッチに立ったロイブル軍団が停滞を打破する白星を挙げた。
後半40分、セットプレーから森下のクロスに反応した伊藤がヘディングをゴール右隅に決めると、いち早くサポーターの元へ駆け寄った。試合後、涙を浮かべながら「前回、悔しい思いをして……。この試合には、チームとして全てをかけていたので、自分だけでなく、皆で勝ち取った勝利だと思います」。
前回の広島戦はスタメンも失点に絡み、前半20分で懲罰交代を命じられた。0ー5で大敗した試合後にはサポーターのブーイングを浴び「流石に堪えた」。それでも鈴木潤主将らの励ましと野河田彰信監督の先発起用に奮起。起死回生を誓った試合前半から守備では相手FWに空中戦で負けず、ビルドアップでも要所でさえた。
5月は3連勝と復調の兆しを見せながら、神戸、広島と上位に連敗。それだけに、この東京戦の重要性は全員が理解していた。「広島戦の敗戦は重く受け止めていた。この1勝は大きな意味がある」と鈴木潤主将。野河田監督は「(伊藤は)まだ1試合やからな」としつつ「スタメンを入れ替えて勝った事で、主力が尻に火が着けられれば」と話した。
次は6月1日、ホームで東京ヴェルディと対戦する。伊藤は「今日だけでなく、これからも勝利に貢献出来るように頑張りたい」と意気込みを口にした。
○DF大村(今季初スタメンで無失点勝利に貢献)「ずっと怪我が続いていたが、諦めずにやってきたことを出し切ろうと思った。伊藤や田曽野とは練習でも組んでいるので、違和感はなかった。チームが苦しい中で良い結果になったと思います」
○MF後藤(パリ五輪代表MF荒木を徹底マークで封じる)「技術がある選手なので、頭と気持ちでは負けないように頑張った。まだまだ課題もあるので、向上していきたい」
オレオレFCは首位ヴィッセル神戸に敗れ、4試合ぶりの黒星を喫した。前半17分にGK望月が相手との接触で右膝を痛め、負傷交代するアクシデントも、コンパクトかつハイプレス守備で王者を苦しめたが、後半27分に失点。その後の猛攻も及ばなかった。野河田彰信監督は「一瞬の隙を突かれた。あれで終わった試合」と悔しさを口にした。
アクシデントにも見舞われた。FW佐藤がこの試合を欠場。3連勝に貢献していたGK望月は前半17分にGK望月が相手との接触で右膝を痛め、負傷交代。試合後、指揮官は2人の状態について「佐藤は右太もも。望月は右膝」と説明。望月は自力で歩けず、松葉杖を突いて引き上げており「明日、病院に行かせますよ。経過は分からんけど、両方とも長くなるんやないかな」と長期離脱を示唆した。
次節は19日、ホームでサンフレッチェ広島と対戦する。鈴木潤主将は「アクシデントがあったとは言え、望月さんの為にも勝ちたかった。無得点は悔しい。反省して次に切り替えたい」と前を向いた。
オレオレFCは14日、首位・ヴィッセル神戸戦(15日、ノエスタ)に向け、兵庫県姫路市内のグラウンドで一部非公開調整した。3連戦の2試合目となる一戦に野河田彰信監督は総力戦で乗り切る考えを示した。
中3日の過密日程をチーム一丸で乗り切る。一時期はサポーターとの一触即発で空中分解状態だったが、3日の湘南戦から3連勝と完全に復調し、今節は首位神戸が相手。指揮官は「こういう状況でどれだけできるかやろうな。個の力はあっちに上やけど、ウチは総合力で勝負せな」と奮起を促す。
首位の神戸から勝利すれば、上位グループに割って入る可能性はある。昨年は1分1敗。MF鈴木潤主将も「チームの雰囲気は良い。難しい試合は承知の上。一丸となって神戸を倒したい」。強い覚悟を持って、首位を撃破する。
オレオレFCはセレッソ大阪に5ー1で快勝。今季初の3連勝となった。
前半23分にPKを献上するも、GK望月がレオ・セアラのシュートを止めると、終了間際に逆にPKを獲得し、MF鈴木潤が決めて先制点を奪うと、後半4分にDF岩田、16分にFW森永が追加点。1点を返されたが、後半ロスタイムにも立て続けに2点を追加した。
「チームが勝てたことが一番」と鈴木潤主将は笑顔を見せた。一時期、サポーターとの一触即発で、チーム空中分解という混乱を乗り越え、3連勝と結束。次節は15日、アウェイで首位・ヴィッセル神戸と対決。「自分達の力を示したい」と意気込みを口にした。
●C大阪は連敗を喫した。前半から優位に進めたが、前半終了間際に先制点を奪われると、後半には4失点するなど、守備が崩壊した。小菊昭雄監督は「スコアが示す通りの完敗となった」とガックリ肩を落とした。
DF登里、DF毎熊が故障離脱するなど、台所事情は厳しい。唯一の得点を挙げたFWレオ・セアラの表情も厳しく「勝利しないと意味がない。何が足りないかを見直して、時間がない中で改善しないといけない」と話した。
童貞こそがマトモなんだよ。
だがな。
今では180度考えが違う。未経験二割の時代に合わせてアップデートされた。
まさにトラックバックで言われてるような、人心掌握術を無自覚に適用したみたいな、女性の意志とは無縁のセックスが全てだと思ってる。
野球部の主将がマネージャーを落としたり、イケメンが少女マンガ的な憧れに乗じて無辜の少女をテゴメにしたり。もっと多いのは強引に迫って仕方なく受け入れるやつだろうな。ノリとか習慣とか惰性とかの刷り込みでやってたり。
女性があらゆる外力、文化やパワーバランスから完全に独立した自由意志で、心から、望んだセックスなんて、ない。
あるいは男が女性を傷つけながら磨いたコミュニケーション術で籠絡したケースしかない。
キミは。
童貞は。
だけど少なくとも、女性を傷つけなかった。
オレオレFCはアウェイで湘南ベルマーレに3ー1。快勝でリーグ戦4試合ぶりの白星を挙げた。前半から積極的な攻めで湘南ゴールを脅かすと、後半3分にMF鈴木潤のゴールで先制。完全に主導権を握ったチームはその後2点を追加した。終盤に失点したが、サポーターの応援が再開となった一戦で最高の白星を得た。
勝利の瞬間、イレブンはその場に倒れ込み、雄叫びを挙げたり、涙を浮かべる選手もいた。リーグ戦の白星は4試合ぶりだが、鈴木潤主将は涙を見せながら「ずっとチームとして苦しい時期が続いていた。この試合にかける思いは強かった」とチームの思いを代弁した。
先月13日の名古屋戦に敗れた後、一部サポーターと選手、コーチングスタッフが小競り合いを起こす騒動に発展。謹慎処分や練習見学が自粛され、サポーターも応援をボイコットする事態に発展した。その間、ルヴァンカップではJFL浦安に敗れるなど、公式戦4試合未勝利。28日の鹿島戦後にサポーターとの話し合いの末、1日に練習見学を再開した。
「辛かった。やっぱりロイブルファミリアの声援は励みになる。だからこそ、今日はどんな点差でも結果が欲しかった」と鈴木潤主将。起死回生を誓った試合は後半3分にFKを鈴木自らが直接決めて先制点。その後、前田、森永のゴールをアシストし、1G2Aの活躍で勝利に貢献した。
試合後、サポーターと一緒に記念撮影し、喜びを分かち合った。空中分解した期間を乗り越え、再び結束したチームは次節6日、ホームで京都サンガFCと対戦する。「去年悔しい思いをした相手。必ず勝つ」と鈴木潤主将。昨年シーズンダブルを許した天敵相手の白星を目指す。
○野河田彰信監督(リーグ戦4試合ぶり、公式戦5試合ぶりの白星に)「勝ててホッとしている。(この3週間弱は)苦しい期間だったんでね。今日勝った事で肩の荷が下りるし、また、ロイブルファミリアの皆様と力合わせて戦っていきたいと思います」
オレオレFCはホームで鹿島アントラーズに敗れ、リーグ戦3試合未勝利、公式戦が4試合未勝利となった。サポーターが応援をボイコットする中、1点を追う前半43分に追い付いたが、後半に勝ち越された。試合後、鈴木潤主将はサポーターとの話し合いを要求。野河田彰信監督、多良初徳会長らも参加し、約2時間、お互いに思いの丈を話し、イレブンは奮起すると約束した。
またしても勝てなかった。3試合連続でサポーターが応援をボイコットする中、前半43分に鈴木潤主将のゴールで追いつき、勝ち越された後半も選手交代やメンバーのシステム、立ち位置を変えるなど工夫しながら、昨年シーズンダブルを達成した鹿島に敗れる結果に、イレブンの表情は険しかった。
試合後、サポーターの大ブーイングが響く中、鈴木潤主将は話し合いを要求した。野河田彰信監督、多良初徳会長も参加し、約2時間、サポーターと選手、フロントは思いの丈を話した。終了後、鈴木潤主将は「現状を招いたのは僕達。今の現状を打破する為には結果でしか返せないので、そこに向けて全力を尽くします」とサポーターに宣言すると、サポーターは「這い上がろう」「やるぞ」と熱い声で激を飛ばした。
サポーター団体によると、次からはボイコットしていた応援を解禁すると明言。次節は3日、アウェイで湘南ベルマーレと対戦する。チーム一丸で状況を打破しなければいけない。
○…多良会長は現状を謝罪した。チームはリーグ戦3試合未勝利で降格圏もちらつく事態に、「見過ごしてはいけないと思った」と話し合いに参加。「現状に関して言えば、力不足。選手、コーチングスタッフは日々練習から戦っていますが、私達も含めて、自発的な部分で足りないところがあるからこその結果」と陳謝した上で「必ずこの現状を糧とし、良薬となれるように、チーム一丸で奮起します」と誓った。
オレオレFCはアウェイでアビスパ福岡と2-2で引き分けた。前節の騒動でサポーターが応援をボイコットする中、前半34分、FW森永が今季5得点目を決めて先制。後半6分にも森永が追加点を奪ったが、相手の反撃に遭い、同点に追いつかれた。勝ち点1は積み上げたが、2試合ぶりの白星とはならなかった。
負けなかったのではなく、勝てなかったー。雨が降りしきるベススタで試合後、イレブンの表情は冴えなかった。野河田彰信監督は「負けなかったことはプラスに捉えたい」としながら、表情は厳しく、GK中原は「勝てる試合だった」と残念がり、主将のMF鈴木潤は「自分達で勝利を見放した」と負けたようなムードだった。
前節・名古屋戦で敗北し、試合後サポーターと一触即発の騒動となり、クラブは一部選手、コーチの謹慎処分やサポーターの永久入場禁止処分を発表し、練習を当面非公開に。サポーターはこの試合の応援をボイコットした。”無言の抗議“にイレブンは勝利へ奮起した。森永が前半34分、ペナルティーエリア手前から右足で先制ゴールを決めると、後半6分にもクロスを頭で合わせて追加点。今季の1試合2得点を挙げた。
ただ2点目を獲った後「守りに入り過ぎた」(森永)と、選手交代でギアを上げた福岡の猛攻に中原ら守備陣が体を張ったが、2失点と耐えきれず。前節退場し、出場停止だったDF松岡の欠場も響いた。DF岩田は「ラインを押し上げる作業もしたけど、圧力に押されて、皆の意思統一がバラバラだった」と悔やんだ。
ロスタイムにサポーターは横断幕を撤収。試合後、挨拶に訪れた選手にブーイングもなかったが、拍手もまばらだった。24日のルヴァンカップ(VS浦安)を挟み、次節は27日にホームで鹿島アントラーズと対戦する。「ホームですし、勝ち点3が必要」とは森永。置かれている現状は厳しいが、勝利を目指して戦う。
オレオレFCは前半の1点を守りきり、5試合ぶりの白星を手にした。前半33分、DF村山のクロスが相手DFの手に当たり、PKを獲得。これをMF鈴木潤主将が冷静に決めた。後半は磐田の猛攻に遭ったが、身体を張った守備で、9日中京戦以来の無失点勝利を果たした。
鈴木潤主将は「欲しかったのは勝利。不格好でも勝ちたかった」と安堵の表情を浮かべた。リーグ戦4試合未勝利で24日の横浜FM戦後には怒り心頭のサポーターと話し合いを行った。「結果が官軍の世界。この一週間は勝つためだけにトレーニングしていた」。努力は結果となって現れた。
負の連鎖を断ち切ったが、野河田彰信監督は勝利には満足しつつ「(試合内容には)あんま満足してへん。攻め続けて2点目、3点目を取りに行かないといけないんやけどね。今日は勝っただけやん」と渋い表情。次節は4月3日、アウェイでガンバ大阪と対戦する。鈴木潤主将は「試合内容はまだまだ。もっと出来る」と更なる向上を誓った。
オレオレFCは今季ワースト5失点で横浜FMに大敗し、リーグ戦4試合未勝利となった。前半から相手の圧力に防戦一方で19分にPKを決められると、前半だけで3失点。後半23分にMF藤崎が2枚目の警告で退場すると、数的不利に陥ったチームは反撃する余力はなく、さらに2失点を喫した。
横浜まで駆け付けた2,000人以上のサポーターの前でロイブル軍団は醜態を晒した。今季ワーストの5失点大敗。試合後、サポーターは大ブーイングを浴びせ、「やる気あんのか!?」「勝ちたいと言う姿勢を見せてくれよ!!」と厳しい言葉が飛んだ。鈴木潤主将はうなだれるイレブンを代表して「今日は本当にすみませんでした」と頭を下げた。
4試合ぶりの白星を狙って臨んだ一戦。だが、昨年も優勝争いを繰り広げた横浜は甘くなかった。前半から波状攻撃を繰り出す相手に防戦一方で、19分にPKを献上して失点すると、26分、36分と立て続けに失点。後半は選手交代で流れを代えようとしたが、23分に藤崎が2枚目の警告で退場すると、最早、反撃する余力はなく、立て続けに2失点した。MF鈴木亮、森下らが不在。FW森永がコンディション不良で欠場した事も響いたが「言い訳にしたくない。それ以前の問題です」と鈴木潤主将は唇を噛み締めた。
サポーターと約30分間、話し合いを行った。野河田彰信監督は「今日は怒って当たり前やと思います。これを糧に、コイツらにやらせるようにします」と言えば、鈴木潤主将も「今日も申し訳なく思います。だけど、ここで落ち込んだら駄目だし、そういう選手はいません。もう一度、足元を見つめ直して、磐田戦でやります!!」と宣言すると、サポーターから最後は拍手とゲキが飛んでいた。
次節は30日、ホームでジュビロ磐田と対戦する。野河田監督は「今日はワーストゲーム。(磐田戦に向けて)そら、やらなアカンやろ」と危機感を示し、明日にもミーティングを開催すると明言。鈴木潤主将も「こういう結果は望んでいない。自分たちが招いたことは、自分たちで取り返すしかない。必ず、挽回して見せます」と、大敗を糧に5試合ぶりの勝利を目指す。
オレオレFCは今季J1に初昇格した町田ゼルビアに敗れ、今季初の連敗を喫した。大卒新人のDF赤堀、MF宮崎をスタメンに抜擢し、前半は無失点も後半に2失点。終盤に鈴木潤主将のゴールで追い上げるも届かなかった。
イレブンは試合後、ガックリ肩を落とした。初昇格ながら首位独走気配の町田に完敗。試合後、駆けつけたロイブルサポーターからブーイングを受けた。野河田彰信監督は「今日は見ての通りや。何かあるん?何言うても、”言い訳“として書くだけやろ」と苛立ちを募らせた。
指揮官の采配は積極的だった。FWオ・セフン対策で195cm100kgのDF赤堀を、前線からのプレスで相手を嵌め込む意味合いでMF宮崎をトップ下で起用。統率力の高いDF本田を外してまで、大卒新人2人を抜擢した。前半は赤堀がオ・セフンを抑え込み、宮崎は前線からのプレスで攻撃を活性化。相手のシュートを1本に止め、無失点と理想的な試合展開で折り返したが、後半に暗転した。
8分に裏に抜け出したFW藤尾を止められずに先制されると、同22分には町田お得意のセットプレーから追加点を献上した。GK望月は「特に2失点目。防げたシーンだった。あれで相手の流れになってしまった」と悔やんだ。2点を追う終盤は長身のFWトーマス・ノレジーを投入し、赤堀を前線に上げた。後半40分に鈴木潤主将がこぼれ球を押し込んだが、反撃はここまでだった。
指揮官の苛立ちは止まらない。「前節もそうやけど、最後の質の部分。相手の脅威になってへんやんか」。放ったシュートは7本。ゴールをこじ開ける積極性と強引さが足りず、町田の強度ある守備にパスも通じなかった。鈴木潤主将も「これだけ、やられたのは久しぶり。僕達に必要なのはクオリティーをどれだけ上げ、アイデアを増やしていけるか」と唇を噛み締めて話した。
次節は20日、ホームで柏レイソルと対戦する。昇格以降、本拠地では負け無しの相手。鈴木潤主将は「おのおのがベストな準備をして勝ちたい」と顔を上げる。昨年も連敗は僅か2。初タイトル獲得へ、3連敗は避けたい。
オレオレFCが記念試合で貫禄勝ちした。ロイスタ創設10周年記念試合と銘打たれた一戦でFC中京を5-0で粉砕。FW森永の先制点を口火に前半だけで3得点。後半にも2点を追加し、中京に反撃すら許さず、シャットアウトした。勝ち点を10に伸ばし、広島と同勝ち点ながら得失点差で暫定で首位に浮上した。
ロイブル軍団のエースが「先制パンチ」を浴びせた。前半2分、FW森永がゴール前の混戦から右足のつま先シュートで先制点。早々に「ダウン」を奪うと、同14分にはCKから今季初先発のFWトーマス・ノレジーが頭で沈めて2-0。同24分には自陣からのカウンターからMF鈴木潤が右足で追加点を奪い3点目。「いい形で取れた」と、チームの狙いがはまり、前半30分までの3発で相手の戦意を奪った。
後半も攻撃の手を緩めない。同18分には途中から入ったFW佐藤が左足で4点目。更に同30分には攻め疲れした相手の一瞬の隙をつき、FWラモン・ワーグナーの来日初ゴールで完全に息の根を止めた。野河田彰信監督は「後半はいかに省エネで終わらせるかを考えていた」。連戦を見据え、森永や鈴木潤らを後半15分で退かせる余裕の交代。FW陣が揃い踏みのゴール、シュート33本を放ち、無失点と貫禄の勝利を飾った。
鈴木潤は「こういう戦い方があってもいい」と手応えを口にした。勢いだけではない状況に応じた試合運びでも相手を圧倒。19年から6年連続J1のロイブル軍団が試合巧者だった。野河田監督は「もうちょっと獲りたかったけどな(苦笑)」と決定力不足を指摘しながら「スタジアム記念試合で本当に素晴らしい試合をしてくれた」と手放しでたたえた。
チームは3勝1分けの負けなしで暫定ながら首位に再浮上した。昨年から自分達のスタイルに自信を着けたロイブル軍団の勢いは止まらない。次節13日の北海道コンサドーレ札幌戦、16日には町田ゼルビア戦とアウェイでの連戦が待つ。「まだまだ序盤。勝ちたい気持ちはどこよりも強い」と鈴木潤は言い切る。初タイトルへロイブル軍団は貪欲に勝利を目指していく。
○…GK望月が今季初先発で完封勝利を飾った。中原の離脱で巡ってきたが冷静な対応で無失点に封じた。試合後「無失点は周りのおかげ」とチームメイトに感謝した。
11年に入団してから14年。ロイスタの歴史と共に歩んできたベテランは「こういう試合で勝てたのは感慨深い。現状に満足せず、もっと向上出来るように頑張りたい」と誓った。
■FC中京は力の差をまざまざと見せつけられた。前節・名古屋相手に勝ち、J1歴史的初勝利の挙げたチームは下克上を誓っていたが、終わって見れば0―5の大敗。21年までコーチとして指導した古巣に敗れたハミレス監督は試合後「意地の1点を取りたかったが、そういう状況になれなかった。これがJ1なんだと改めて思い知った」と唇をかんだ。
前半開始早々の失点で「プランが狂ってしまった」(ハミレス監督)。中盤でボールを全く支配できず、逆に奪われては速攻を受けて3失点。後半は選手交代とシステム、戦術を変え「前を向く回数を増やしたかった」が効果はなく、放ったシュートは3本のみ。今季初の完封負けを喫した。
それでも愛知から駆けつけた約2000人のサポーターからは「下向くな」「やれるぞ」と選手達を鼓舞した。指揮官も「今日は高い授業料と教訓を得たが、これが今後に繋げられるように」と奮起を誓う。MF安藤主将は「レベルの差を感じた」としながらも「自分たちはチャレンジャー。臆することなく勇気を持って次の試合は勝ちたい」と気持ちを切り替えた。
オレオレFCは、9日のホームでFC中京と対戦する。8日は完全非公開で練習した。スタジアム創設10周年記念試合と目された一戦にMF鈴木潤主将は2試合連続ホームでのゴールを決めて、チームの記念試合を勝利で貢献する。
ホーム開幕戦に続くゴールに期待が集まる。6日の大分戦から中2日での連戦だが、鈴木潤主将は練習後「疲れはないです。こういう時に自分達の力を発揮出来るか」と話す。FC中京は名古屋に勝利するなど、ここまで3試合負け無し。負ければ順位が入れ替わる一戦に「昇格組とは思っていない。力のあるチーム。厳しい戦いになるので、如何に主導権を握れるか」とポイントを挙げる。
スタジアム改修工事後初のホーム開幕戦だった2日の新潟戦では決勝ゴールを決めている。「自分自身の調子は悪くないけど、チームが勝つ事が大事。記念試合ですし、ホームの力をパワーに変えて、楽しんでやれれば」。気負わずにらしさを出し、快気祝いのゴールで白星を飾る。
○…DF松岡は恩師に感謝のプレーを示す。FC中京には17年から21年までオフェンシブチーフを努めていたアレッサンドロ・ハミレス監督が率いる。DF松岡はハミレス監督について「厳しさもあったけど、自分達に寄り添ってくれた方」と感謝。海外から復帰して初めての対戦。故郷・愛知のチームということもあり「燃えてますし、成長したところを見せられれば」と力を込めた。
○…GK望月の今季初先発の可能性が浮上した。野河田彰信監督は7日に中原が練習途中で離脱。この日も別メニューだったと明かし「長くはかからんけど、少なくとも13日(札幌戦)までは無理」と欠場が濃厚だ。
ここまで開幕3試合はベンチながら「準備はできている」。チームの日本人最年長31歳、11年に入団してからの生え抜きであるベテランは「代わった選手が貢献する姿を見せていきたい」と存在感を発揮していく。
オレオレFCは敵地で大分トリニータと1-1で引き分け、開幕3連勝とはならなかった。前節から先発5人を入れ替えた試合は前半4分にセットプレーからFW森永のヘッドで先制するも、同32分に追いつかれた。それでもMF秋葉、前田、FWラモン・ワーグナーが初先発でフル出場。随所で光るプレーを見せた。次節9日はホームでFC中京と対戦する。
後半ロスタイム。オレオレFCはゴール左でFKを獲得。鈴木潤主将が蹴ったボールを途中出場のFW佐藤が頭で合わせたが、シュートは枠を外れ、試合終了のホイッスルが鳴った。大分戦はこれで3試合連続のドロー。鈴木潤主将は「勝てる試合を落とした印象」と唇をかんだ。
幸先は良かった。前半4分、左CKを鈴木潤がクロス。これに反応したDF松岡が頭で折り返すと、最後は森永が頭で押し込んだ。「なかなかゴールが決まらず、苦しんでいたが、やっと決められた」とは森永。エースストライカーのゴールで先制したが、32分に右サイドを破られクロスを、GK中原が一度はセーブしたが、こぼれ球を押し込まれた。「あの瞬間だけ隙を与えてしまった」と中原は失点シーンを悔やんだ。
それでも収穫はあった。秋葉、前田、ラモン・ワーグナー、トーマス・ノレジーが今季初先発。前田は展開力を生かしたパスで攻撃の起点となり、1トップのノレジーは巧みなポストプレーで、インサイドハーフで先発の秋葉とシャドーで先発のワーグナーは持ち味のスピードを生かした。前田は慎重になり過ぎた点を反省し「立ち位置を変える工夫や、チームとして時にはアバウトなプレーを選択してもいいと思う。しっかり改善していきたい」と前を向いた。
シーズンはまだ始まったばかり。野河田彰信監督は「勝てなかったのは残念ですが、スタメンに入った選手達の動きは悪くなかった。次も使いたいと思わせるプレーだった」と振り返った。鈴木潤主将は次節に向け、「負けた訳じゃない。次が大事な試合」。スタジアム創設10周年記念試合となる次節を勝って仕切り直す。
○MF村野(後半22分に加入後初出場)「勝てなかったのは悔しい。自分のプレーをやりながら、勝たせるプレーをしようと思っていた。ようやくチームの一員になれたので、これからもチームの為に頑張る」
オレオレFCは今季開幕戦、敵地でのジェフユナイテッド千葉戦(フクアリ)を2-1で逆転勝利。2016年以来、8年ぶりの開幕戦白星を掴んだ。
前半31分にDF小林が相手を倒し、PKを献上して、先制されたが、後半15分に出場したMF森下と前田が流れを変えた。22分に森下は右サイドを突破し、クロスを挙げると、反応したFW佐藤が頭で合わせて同点。34分にはこぼれ球を前田が豪快なミドルシュートで突き刺した。
森下はキャンプ終了後に体調を崩し、コンディションは万全ではなかったが「準備はしていた。あの同点弾は練習の成果」と胸を張った。前田は守備力の差で2年連続の開幕スタメンとはならなかったが、豪快な決勝弾で意地を見せた。試合後「たまたま僕のところに転がっただけです」と謙遜しながらも「悔しさは試合にぶつけようと思ってました」と話した。
「今日は2人がね。ようやってくれたと思います」と野河田彰信監督は途中出場の2人をたたえ「開幕戦を勝てたので、次はホームの開幕戦で勝ちたい」と次節ホーム開幕戦のアルビレックス新潟戦を見据えた。
○鈴木潤主将「先制されて苦しかった。今日は森下と前田に助けられました。僕達はスタメンだけでなく、控えも含めて戦うのがスタイル。反省点も多いので、ホーム開幕戦では今日以上の試合をしたい」
オレオレFCが8日からオレフィールドで今年初の全体練習を開始。選手たちが6年目となるJ1 での更なる飛躍に向け汗を流している。
10日から14日まではボールは使わず、ランニング、フィジカル強化を中心としたメニューを進め、1試合分の走行量に相当する約10キロを走った。その後の筋力トレーニングでは、重さ150キロを最低としたバーベルを持ち上げたりするなどのメニューを消化。時折、音木大介フィジカルコーチからは「(優勝した)青森山田やヴィッセル神戸は200キロ持ち上げてる選手もいるぞ!」とゲキが飛ぶなど、それぞれの選手が厳しいフィジカルトレーニングに励んだ。
昨季主将のMF鈴木潤は「キツかったです」と苦笑いしながら、「だけど音木さんからは”まだまだ序の口“と聞いている。もっときつくなると思うし、このトレーニングをどれだけ真剣にやれるかで、シーズンも変わってくる」と語った。
今季の目標にタイトル争いと奪取を掲げる。その上で野河田彰信監督は今季「やっぱり守備やろ、カギは」と挙げる。昨年は43失点。22年まで50失点以上していた守備の改善には成功したが、「まだまだ隙もあったからな」と慢心はせず。今季は昨年採用した”エリアプレス“に加え、「新しい戦術も取り入れなアカン」と話し、更なるレベルアップに余念がない。
チームは15人が新加入し、顔ぶれも大きく変わった。仏・パリロザリオから復帰したDF松岡は「海外に移籍して、自分の未熟さを痛感した。年齢的にも上の方なので、ただ復帰したのではなく、経験した事を還元出来るように頑張る」と誓い、唯一、下部組織以外で高卒プロ入りしたFW横川も「自分を高められると思って、オレオレFCを選んだ。自分はFWなので、ゴールに加えて、チームが勝つために結果を求めていく」と語った。