「有限責任」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 有限責任とは

2010-07-26

会計

新日本有限責任監査法人が400人リストラ

http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819696E0E6E2E3998DE0E6E2E5E0E2E3E2869891E2E2E2

なんだかんだ言って、会計士って大した仕事してないくせにもらいすぎなんだよね。

大半は業務もITも金融経営も税務も法律経済も知らないくせに。

会計監査の大半は「封筒に宛名シール貼って投函」「2つの書類の数字が一緒か確かめる」「書類の印鑑を確かめる」なんていうレベルだから、中学生でもできる。

リスク考慮した上でどの監査手続を行うか決定する」「会計処理や内部統制の妥当性を検討する」「見積りの数値を検討する」なんてのは専門家がやるべきだけど、

それをやるのに、わざわざ「封筒に宛名書いて投函する」なんて雑務をする必要ないよ。何してるかさえわかればいい。

大卒の新入職員が事務所で一日you tube観て30ウン万も給料もらえるとか、この業界くらいじゃなかろうか。

完全に、規制で守られているぬるま湯業界ですよ。市場が有効に機能していない典型的産業ですよ。

企業会計目的は、意思決定に有用な情報提供

そのためには、企業経済的実態を描くことと、比較可能性を担保することが必要。

企業会計プロセスは、認識・測定・報告(作成)・利用

経済的実態を正確に描きたいけれど、認識・測定・報告(作成)・利用それぞれの観点から制約が生じる。

例えば、「今後10年間に渡って企業ネットキャッシュインフローを10億円増加させる事のできるを経営者を雇った」なんてことがあった場合

経済的実態を正確に描くとすれば財務諸表に反映させたいけれども、認識・測定の点で問題が生じる。

報告の点では、財務諸表の種類をあまり多く出来ない、勘定科目をあまり多く出来ないとか。

制約がなければ、P/LB/SもC/Sも、あと数通りあったほうがいい。

こんなくだらない「そもそも論」から、会計で何が出来るか書きたかったんだけれども、めんどくさくなってしまった。

簡単に言えば

・「現実的な財務諸表」と「理想的な財務諸表」の違いが何か

・勘定科目間でどのような関連があるか

・数値がどのように造られるか

なんてことを考えると面白いんじゃないかな。

2010-05-07

勝間 VS ひろゆき 全文

http://togetter.com/li/18518

http://d.hatena.ne.jp/wt5/20100503

を繋げただけです。網羅的に読めた方がいいかなって思って・・・。

インターネット実名の話

勝間:是非今日はですね、2ちゃんねるだけの話ではなくて、インターネット未来であるとかメディアの、ドワンゴやられていますし、どういう感じで進んで行くのかということをですね、お話しさせていただきたいんでよろしくお願いします。

ひろゆき:ああよろしくおねがいします(ニコニコ、ペコペコ)

勝間:私が毎日新聞クロストークという記事の中で、なるべくインターネット実名主義にしようよと書いたときに、かなり反対されたのがひろゆきさんだと理解してるんですけど、それは正しいでしょうか.

ひろゆき:ああ(頭をかきながら)、べつにあのなんだろうなあ、その、実名匿名ということを反対してるんじゃなくて、勝間さんの論法がなんかちょっと変わってるなあと思ったんで、言っただけで、なんだろうな、

ひろゆき:その、実名で書いた方がいいって人はたいてい我の強いか社長タイプって人が多くて、サラリーマンとか普通の一般の人で、名前どんどん出して行きますよって人ってあんまりいないんで。変わってる人たちが言うなあっていう事実に対して言ったわけで。勝間さんの論がどうこうって話じゃないです

勝間:じゃあべつにインターネット匿名であるべきというわけではないんですね。

ひろゆき:使い分けたい人が使い分ければいいだけだと思うんですけど。

勝間:そのときに、やはりあのー、没個性というのが問題になっていまして、心理学の中でも、自分名前がわからないだとか、集団の中に埋もれてしまうと、リスクテイカーになって危険性が増すとか、

ひろゆき:没個性っていう問題が勝間さんの中で問題ならまあ問題でいいと思うんですけど、一般的には問題になってないと思うんで。

勝間:一般的に問題になっているから訴訟たくさん受けているわけじゃないですか。

ひろゆき:いやべつに、匿名だから受けているわけじゃないですよ。

勝間誹謗中傷が入ってたから受けているということですよね。その誹謗中傷匿名が招きやすいという、心理学研究結果があるんですけども、

ひろゆき心理学研究データってどんなものですか?

勝間:あの、没個性化になるとリスクテイクしたり自分責任がかかってこなくなると攻撃性が増したり、他人に対する批判をしたりするということですが、

ひろゆき責任がかからないって、たとえばじゃあ新宿の街を歩いていました、で犯罪に遭いました、ということと同じですよね。

ひろゆき人間て名札付けて歩いているわけじゃないじゃないですか

勝間:人為的に促進してしまうのではないかという議論なんですね。それでプロバイダ規制法が入りまして、IPアドレスその他であるとか開示が、

ひろゆきプロバイダ規制法っていうのは、あの、プロバイダ有限責任法のことですか? あれってプロバイダ責任を減らす法律で、プロバイダ規制する法律じゃないですよ。

勝間:じゃあちょっと話を変えましょう。

ひろゆき:あはい。(ニコニコ

勝間:こないだドコモ最高裁で負けましたけども、書いた人が匿名であっても、それについて何か不都合があった場合には、IPアドレスの開示や、実際にそれを書き込んだのが誰かということを含めて、開示義務があるということでキャリア判決を受けましたけども、

ひろゆき:ええええ、そこはぼくは賛成ですけども。4

勝間:賛成であると。たとえば2ちゃんねるでいろんな、たとえば私のスレッドっがざーーって立ってるんですよ。

ひろゆき:はいはい、おめでとうございます。(ペコリ)

勝間:15くらいあるんじゃないかと思うんですけど、数えてないんですが、くたびれて。で、それもはっきり言って、誹謗中傷であったり場合によっては脅迫まがいのこととかいろんなことがあるわけで、事実じゃないことをたくさん書かれていて。それはほっといていいんですかね。

ひろゆき:それは警察に行くなり裁判所に行って開示させるなりすればいいことだけの話だと思いますけど。

勝間:でそれは手間ひまの問題で、結局、それをやるのはコストがかかっちゃうじゃないですか、こちら側としても。だったらべつにちゃんとした実力を示してれば、それはそういうものはなくなるんでは

ひろゆき:実力?

勝間:実力というのは何だかな、ようするにちゃんとしたことをやってれば、それが事実じゃないということが自ずとわかってくるだろうと。

ひろゆき:ああ、じゃあ、いくら何書いてもいいっていう、論法ってことですか?

勝間:ちがいますちがいます。

ひろゆき:あ違うの?はいはい。

勝間誹謗中傷であったり、ある程度の犯罪のものはこれ当然警察に行くべきですし、あるいはプロバイダに対して訴えるべきと、これは正しいです。ね?

ひろゆき:ええ、ええ、(うんうん)

勝間:もう一度議論に戻りますと、じゃあ2ちゃんねるという中で、もう、売られちゃったんですけど売られる前に、そういったものを、いわゆる、ユーザに対して何か防止をするとか、あるいは誹謗中傷を受けた人はどんどん警察に言ってくださいとか、

ひろゆき:書いてますよ。

勝間:積極的にIPアドレスを開示するとか。

ひろゆき:積極的にやる必要ないと思いますけど。

勝間:ここですよ是非ききたいのは!

ひろゆき:逆に、積極的にIPアドレスを開示しているサービスって何があるんですか?

勝間:実際にだけど…

ひろゆきヤフー掲示板も、mixiも、GREEも、積極的にIPアドレスは開示してないと思うんですけど。

勝間:ズゼゾ、そこの、

ひろゆき:積極的に開示しているサービスがあって、これを真似するべきだっていうならわかるんですけど、

勝間:ちがいますちがいます、じゃたとえば、アメリカっていうのは実名が中心いて、

ひろゆき:それもなんかよく言われるんですけど、実際実名で書いているサービスってどれのことを言ってます?

勝間FacebookであるとかYahoo!の書き込みであるとか、Amazonの書き込みなんかも、ま、本当に実名かどうかはわかんないですけども、

ひろゆき:ええ、その実名かどうかわからない名前に何か意味があるんですか。たとえば、じゃあ、2ちゃんねるの書き込みが全部「山田太郎」になりましたったっていったら満足するんですか?

勝間:……。なんかさ、ひろゆきさん! なんかねー、私たちの議論がぜんぜん噛み合ないのはなにかって言うと、たぶんそのー、ひろゆきさん、どーでもいいじゃんやってれば、みんなが自由にやらせればいいじゃんっていう感じなんですよ。

ひろゆき勝間さんが言ってること自体に筋が通ってないから話が噛み合ないと思うんですけど。

勝間:またそんな話にな…

ひろゆき:じゃあ実名として山田太郎っていう名前書くのに何の意味があるんですか。

勝間実名ではないです。私が言っているのは、実名というよりは責任ある言論であるとか責任ある行動をどうやってインターネットの中である程度のルールをもって確保するよな環境を作りたいかということなんですが、

勝間:どうやってインターネットの中である程度のルールをもって確保するよな環境を作りたいかということなんですが、

ひろゆき:それは教育じゃないですか。人がどう考えるかであって別にサービス提供者がやることではない。

勝間:そこですよそこ。

ひろゆき:個々の人間だどうするかっていうのをなんでサービス提供者の責任にしているのかっていうのが僕わからないんですよ。

勝間:そこですよね。だからそこが多分私とひろゆきさんの議論の大きな分かれ目で、私はある程度サービス提供者が場を作ったときにはそこのルールを規定しないと荒れてしまうと思っているんですよ。

ひろゆき:荒れるってどういう意味ですか?

勝間:実際2ちゃんねるで非常に有益なスレッドもあって面白い議論もあれば、まさしくその、なんでしょう、鬱憤ばらしのための批判であるとか揚げ足取りであるようなスレッドもたくさんありますよね。それは正しいですか、認識として?

ひろゆき社会ってそんなもんじゃないですか? 居酒屋とか行ったらみんなそんな話しているじゃないですか。

勝間:ただそれが、陰口が、ある程度インターネットは私は拡声器だと思っているので、いいことも悪いことも増強されますよね。

ひろゆき:ええ。

勝間:で、実際その悪いことに対して、例えば、私がやっているクロストークというコーナーでは基本的に新聞に対する言論ということを実名、もちろんそれが本当に戸籍名なのかという議論はありますけども、ファーストネームラストネームをきっちり書くような形でお願いしているんですよ。

ひろゆき:で、ファーストネームラストネームを書いて、誹謗中傷を書いた人がいました。でも結局書いた人が誰だかわかりませんって言う方が問題じゃないですか?

勝間:それはIPアドレスがまさしく請求をして開示して辿ることは可能ですよね。

ひろゆき:ええ、だからそういうのがトレーサビリティとしてあれば十分であって、別にその山田太郎って名前なのかジョナサンなんちゃらっていう名前なのかなんてどうでもいいことじゃないですか。

勝間コストの問題なんですよ。例えばそこらへんに道にゴミを捨てる人がいますと。ゴミゴミ箱に捨てる方が良いですよね。

ひろゆき:さっきのクロストークの話で山田太郎なのか名無しさんっていう名前なのかコスト一緒ですよ。

勝間名無しさん山田太郎であればそれが匿名である蓋然性が非常に高くなりますよね。戸籍名が名無しさんである可能性が低いですよね。

ひろゆき:だから?

勝間:だからコストの問題だと言っているんです。

ひろゆきコストIPアドレスを請求して、その人が誰か調べるコストは全く一緒ですよね。

勝間:だから、そこに行く必要があるかどうかを判断するコストとして、

ひろゆき:ん、行く必要があるコストって何ですか・・・?

勝間IPアドレスの請求までする必要があるかどうかという・・・

ひろゆき:いや、それは書いた物がIPアドレス請求する必要があるんだったら、名前はもうどうでもいいじゃないですか、名無しさんでも山田太郎でも。

勝間:そんなことないですよ。そこのコストの問題をやはり議論したいのですよ。

ひろゆき:いや、コストは一緒ですよね。

勝間:一緒じゃないですよ。私が例えば・・・

ひろゆき:いや、プロバイダに請求するコストは一緒じゃないですか。

勝間:だからそれは2日とか待たなきゃいけないですよね。

ひろゆき:いや、じゃそれが山田太郎になっていたとしても、その山田太郎がどこの誰だか分からないですよね。

勝間:じゃあ、訊きますよひろゆきさん。ビジネスしますよね。ビジネスしたときにひろゆきさん名刺渡さない。

ひろゆき:いや、今日はたまたま忘れましたけど、持っているときは渡しますよ。

勝間:ですよね。じゃあ名無しで良いんですか、名前も名乗らずに・・・

ひろゆき:今、全然違う話していますよね?

勝間:いや、違います。リアルではちゃんと名前名乗って自分がどういう人だかを開示して相手の信頼を得ようとするのに、何故インターネットだけ匿名で良いんですか?

ひろゆき:別にインターネットでも名前名乗りたい人は名乗れば良いと思いますよ。例えば、僕スタッフといろんな人と会っていますけど、名前言って会話した人って多分4、5人で、あとのスタッフ誰も名前を知らないですよ。

勝間:それはクローズドだからですよ。この環境テレビ東京天王スタジオというところにいるわけですから、明らかにこのデキビジの制作関係者しかいないということがある程度担保されている上での・・・

ひろゆき:じゃあ例えば公開のイベントやっているときにスタッフか一般の人かわかんないじゃないですか。それ全部名刺交換するんですか?

勝間インターネットの話をしているんですよ、今は。

ひろゆきインターネットの話はインターネットの話をしてください。なんか、今リアルの話にしたの勝間さんですよね。

勝間:いや、リアルの話に対してインターネット写像(捨象?)であるということに、何故ですね・・・

ひろゆき:シャゾウ? 何ですかシャゾウって?

勝間:だめだこれ(笑)。

ひろゆき:ああ、すいません。なんか、言葉知らなくて。

勝間:あの多分ですね、

ひろゆき:なんか、あのよく分からない、例えばシャゾウって言葉意味僕知らないんですけど、一般的にもそんなに常識的な言葉じゃないですよね。それを持ち出してダメだこりゃって言われても、確かに僕ボキャブラリ少ないかもしれないけどそれをなんか呼んだ人に対して失礼じゃないですか?

勝間:違いますよ。私が言いたいのはですね、私とひろゆきさんの価値観とかポリシーの違いがあってそれに対して何か議論をこう二人で戦わせようとするとお互いに自分フィールドに逃げてしまって、余計こう例え話が始まるんで。

ひろゆき:逃げてないですよ。じゃあ、さっきのインターネット上の名前の話でトレースできるかどうかは名前名無しさんでもコスト一緒ですよね。はい、いいえで答えてください。ようはプロバイダに対してこういうことがありました、トレースして住所を知りたいかっていうコストは一緒ですよね。はい、いいえどちらですか?

勝間:言います。トレースを必要とする場合には、はい。ただ、トレースを必要とするかどうかの判断がその前にあるますので、その分のコスト軽減されます。

ひろゆき:じゃあ、山田太郎って書いて誹謗中傷しているのと、名無しさんで書いてて誹謗中傷しているので、内容は一緒ですよね。

勝間:どちらもトレースを請求します。

ひろゆき:ああ、はい。じゃあ一緒じゃないですか。

若者起業

勝間:若年層の人たち、若い人たちが今なかなかですね、こう少子高齢化の中で元気が無いといわれているんですけども、若い人たちが元気になるためにはどうしたらいいですか?

ひろゆき:元気にならなきゃいけないんですか?

勝間:そこですよね、やっぱり。困ったんですよ。実はテーマとして雇用促進というのを話そうか、若者に対して起業をもう少し促進することをどうやったらいいかということをですね、議論にしようということを予定していたんですが、

ひろゆき会社側が求人出してばんばん雇えばいいんじゃないですか?

勝間:は?

ひろゆき雇用促進ですよね?

勝間:じゃ、例えば若い人たちが起業したいと思う・・・

ひろゆき:いや、金持っているのは歳取った層ばかりなんだから、歳取った層が自分で若い人雇えばいいんじゃないですか。なんで若い人が起業しなきゃいけないんですか?

勝間:若い人は起業しなくていいんですか?

ひろゆき:したければすれば良いと思いますけど。

勝間ひろゆきさんは今、2ちゃんねるというのは起業だったんですか?

ひろゆき:いや、あれ趣味ですけど。

勝間:じゃあ起業はしていない、今も?

ひろゆき:まあ、会社大学のときに作りましたけど。

勝間起業しましたよね。その会社今どうなったんですか。

ひろゆきペーパーカンパニーとして細々とやっていますけど。

勝間:じゃ、起業は若い人たちはやりたければすれば良いという発想ですか?

ひろゆき:ええ、当然。

勝間:じゃあ逆に今起業する人たちが、例えば堀江さんがああいうことになって結局起業ブームが一回あったけれども、こう起業してもなかなかうまくビジネスに繋がらない、得じゃないみたいな風潮が出てしまっているような風潮があるような印象が私にはあるんですけれども。

ひろゆき:風潮がどうこうじゃなくて儲かるんだったら、まあ例えば歳取ってる人の方が社会経験もあってお金も持っているわけじゃないですか。だから歳取った人が起業すれば良いだけで、なんで若者起業させようとするのか分かんないですけど。

勝間起業しなくても良いということであれば、逆に若い人たちはずっと高齢者の人たちが作ったビジネスの下で粛々と仕事をしていると良いんでしょうか?

ひろゆき起業したければすれば良いと思いますし、起業したくなければしなくてもいいと思います。それは選択の問題なので若い人が勝手に決めればいいんじゃないですか。

勝間:若い人たちが起業する自由というのが今どんどん減ってきていると思いませんか?

ひろゆき:いや、自由はあるんじゃないですか。起業を制限する法律とかあればそれは自由は無いと思いますけど、年齢制限無いじゃないですか。

勝間:実際規制とかが日本場合はかなり高いですよね。

ひろゆき:いや、年齢による規制は無いですよね?

勝間:いや、年齢による規制ではなくて、新規ビジネスをやろうと思った場合に小規模で事業を始めようとした場合に、例えばアメリカ日本で比べて同じビジネスアイデアを持っていた場合に、どっちの方がエンジェルが集まりやすいかというと、

ひろゆき:いや、エンジェルなんか集まるのってほとんどないですよ。日本中小企業10万社とかありますけど、エンジェルつきましたって多分1000社も無いんじゃないですか。そんな少ない例を出してあたかも言われるとちょっとどうかなと思いますけど。

勝間:じゃあ、エンジェルではなくて例えば1000万円くらいの資本起業した場合どうでしょう。それはもうほとんどハードル同じということですか?

ひろゆき:1000万円持っているっていう時点でもう若者じゃないと思いますけどね。

勝間:じゃあ、借り入れにしましょう。

ひろゆき:1000万円借りれる若者なんていないですよ。

勝間:そうですよね。そういう話です。だからみんなエンジェルを探したりVC(ベンチャーキャピタル)を探したりするんですよね。

ひろゆき:いやいや、日本にある会社VCとかエンジェルとか付く会社なんてほとんどないですよ。

勝間:あとは死ぬ気で貯めますよね、小資本で数百万円とか貯めて小さな事務所を借りたりして、

ひろゆき普通って会社とか入って、例えばなんか会社仕事をやって、その職種とか知り合いとか取引先を連れてって独立するとかありますけど、なんもないところで1000万集めて会社作りますとか普通って、ちょっとおかしくないですか?

勝間普通とは言ってないです。

ひろゆき:あ~、だからそれを例として出すのはちょっとずれていると思う。

勝間:じゃあ逆にですね、企業勤めをして何かビジネスチャンスを見つけて、賛同者を募って独立する、このパターンは今までとまだまだ変わっていないということですか?

ひろゆき:いや、それが一番安全じゃないですか? だってもともと回っているその職種、取引先、お客さんがいて、それをずらすだけじゃないですか。

勝間:でもその中でもう少し議論を深めますと、ここ20年間で例えば新しいベンチャービジネスとして建った会社、例えばあの時価総額の上位何十社とか見ますとソフトバンクくらいしか新しい会社として建ってないわけですよ。それはそれで良いんですかね?

ひろゆき:だって孫さん優秀ですからね。あんな、孫さんほど優秀な人いないっすよ、あんまり日本に。

勝間:でも逆にある程度アメリカとかに比べますと新陳代謝が遅いという傾向があるわけですよ。それはもうそういうものだから仕方ないと?

ひろゆき:いや別に新陳代謝とか、要は良い商品を作ればお客さんは買うけど、お客さんがいらないから買わないわけで、でそれは別に社会がどうこうじゃなくて必要な物を作っていないってだけだと思うんですけど。

勝間:では必要な物を作っていないので、若者起業が少ないことが問題ではないということですか?

ひろゆき:ええ。だって需要があって、それを老人が作ろうが若者が作ろうが、欲しい人は別に作者がだれかなんてどうでもいいわけでじゃないですか。今だってシャネルの商品をシャネルデザイナーが誰かなんて分かってないで買ってるじゃないですか。

勝間:じゃあ日本は何故ですねそういったような、新製品ですとか、起業とか成長ができないのでしょうか?

ひろゆき大企業が優秀だからじゃないですか?

勝間:そこがね、私と価値観の違いだと思うんですよ。私はね大企業がちっとも優秀じゃないと思ってるんですよ。

ひろゆき:いや、大企業は商品を毎年出してますよ。例えばポッキーとか毎年変わってるじゃないですか。

勝間:正確に言うと大企業は優秀なんですけれども、ある程度の一つの枠組みの中での競争ではものすごく優秀なんですが、そのサラリーマンとしての、その枠組みを超えたようなビジネスが出てこないのが日本の停滞の一つ・・・

ひろゆき:いや、例えば缶ジュースっていうのを若者が作っても、 Permalink | 記事への反応(1) | 12:20

2008-11-10

プロデューサー詐欺事件について思うこと。

おいらは彼の信奉者でもないので擁護するつもりもないことを最初に言っておきます。

彼が失敗した香港会社について。

株式会社ってのは「有限責任」なんだよね。

投資した(株を買った)以上の責任を取る必要が無い。

普通起業する人の場合、起業するためのアイデアノウハウを持っていてもお金が無い。

なので銀行等から借金して会社を立ち上げるのが一般的なんだよね。

そして経営に失敗したら、その銀行等に対しての借金が残る。

でも彼は十分すぎる私財があったわけで、香港会社で損を出したとしても借金は残らないはずなんだよね。

なのに多額の借金を抱えてしまったのは何故か。

きっと誰かに騙されてたんだと思う。

それが自社の財務担当者なのか投資銀行なのかはわからないけど。

その「誰か」は言葉巧みに彼を操った。

上場すれば確実に儲かるので借金してでもここは凌ぐべきです」

みたいな感じで。

そして彼は私財を投げ打った上に借金までして、なんとか上場にこぎつけた。

上場した時点で彼の資産上場株の時価換算)はたっぷりあったはず。

しかしすぐに持ち株を売る事はできない。

上場後半年は持ち株を市場で売却できません」みたいな条件で上場したのかも。

そこに証券会社などから「あなたの株を貸して下さい。手数料たっぷり払います」などと話を持ちかけられる。

どうせすぐには売れない株なので彼は快諾する。

そして上場

株価暴落

彼の株を借りた証券会社が彼の株を売りまくったのだろうか。

証券会社暴落した株を安値で買い戻して彼に返す。

ここで証券会社はボロ儲け。

手数料を彼にたっぷり払ってもボロ儲け。

一方、彼が手にした手数料はとても株の損失を埋められるものではなかった。

会社は新たに株式市場から資金を調達(増資)して、その度に彼の持つ株の価値は無くなっていく。

そんなこんなを繰り返すうちに彼はすってんてん。私財を失ったばかりでなく借金も残ってしまった。

あくまで仮定ですよ。

詐欺事件について

そんなことを考えると詐欺事件にも彼のブレーンがいて、彼は騙されたんじゃないだろうか。

話を進めたのはあくまでブレーンで

「あなたに投資してくれるエンジェルが表れました!食事会を催すので参加して下さい!」

みたいな場にノコノコ出て行ったら著作権どーたらの話になってて、彼はよくわからないけど金には困ってる。

まぁブレーンに任せておけば大丈夫だろ!

え?訴えられた?なんで?どうなってんの?お金返さなきゃダメなの?

もう使っちゃったよー!残ってないよー!

え?逆に訴える?それでいいの?よくわかんないけど任せるよ。

え?敗訴した?お金返さなきゃ?無いってばー!

え?検察が呼んでる?それって行かなきゃマズいの?

そして逮捕

実際の所は当事者しかわからないわけで、マスコミ情報を鵜呑みにして彼を極悪人みたいに論じてある某掲示板の論調ってどうなの?と思ったので書いてみました。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん