今思い返すと、母が亡くなるまで、年単位で症状は悪化してたなって
正常な時間は少しずつ減っていってたなって
とくに本当に最後のほうなんて
いつ、本当の笑顔を見せてくれたんだろう
常に敵意むき出しの表情、常に怒りを浮かべてた印象。
実際はもうちょっとましだったと思うけど…
それでも、私に対してはたまに。ごくたまにだけどいつものお母さんの瞬間があって
「やっぱり私の娘だね」とかいって嬉しそうな顔してくれたりして
他のいろんな顔を忘れても、
私に向けてくれたその優しい顔は思い出せる。
憎しみを浮かべた顔。
そんな顔ばっかりさせて、守れなくて、何もできなくて、
後悔することすらおこがましいと思える。
今さら、ごめんなさいなんていえない。
なんて親不孝な娘だったんだろうと
もっといい娘、孝行娘がそばにいればお母さんはまだ生きていたんじゃないかなって
一度考えだすと止まらない
生きることが償いなんだろうけど、辛すぎて
もう私のことを許してくれなくていいから
終わらせることを許してほしいって思ったりする
でも終わらせることすら勇気がなくて
ただこうやってうじうじして終わる。
あとどれくらい耐えないといけないのかな
疲れちゃったよ