身長(cm)−体重(kg)をスペ値と呼び、110がいいと一部で言われているらしい。
だが、計算を単純にしすぎたためか、低いところの当てはまりが悪く、例えば身長150 cmで体重40 kgであるが、このときBMIは17.8 である。
(一方、180 cmの場合は70 kgでそれほど悪くない。奇しくも自分の結果と一致している)
同じ線形近似でも傾きを1以外にできるならよりマシな近似が得られるだろう。ということで計算してみる
身長(m)をh、体重(kg)をwと置く。BMIの適正値22を満たすのは以下の通り。
w/h^2 = 22
w = 22h^2
hで微分すると
w' = 44h
近似するにも、どの値の周りにするかを決める必要がある。
平均身長から選ぶのがいいのだろうが、簡単のため 1.5 mとしてみた
よって
w - 49.5 = 66(h - 1.5)
w = 66h - 49.5
といえそうだ。
ついでに、スペ値に合わせて「身長(cm)から体重(kg)の1.5倍を引いた値」を指標とし、マスペ値とでも名付けておこうか。適正マスペ値は75である。
適当にいくつか計算してみる。雑な計算の割にそんなに悪くないのではないだろうか?
身長 | 体重 | BMI |
140 cm | 43.3 kg | 22.1 |
150 cm | 50.0 kg | 22.2 |
160 cm | 56.7 kg | 22.1 |
170 cm | 63.3 kg | 21.9 |
180 cm | 70.0 kg | 21.6 |