小学生の子供2人と私はまだ寝てたので、みんなで身を寄せ合って布団を被った。
が、震源地から遠く離れていた我が家は揺れを感じることなく、そのまま登校した。
その晩、平気そうにしていた娘が突然「地震ごっこをしよう!」と言い出した。
地震だ〜と言ってどこかに隠れる、ただそれだけの遊びを1時間くらい繰り返しながら「これ!学校で習ったやつ!」と、私は感動していた。
数年前に受けた放送大学の授業(確か災害心理学)で教えてもらっていた。
被災した子供は「地震ごっこ」に興じることがある、これを周りの大人は不謹慎だと止めさせようとするが、子供たちが無意識に恐怖心を克服するためにしていることなので気が済むまでやらしたほうがいいらしい。